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トライアスロン(3種競技)は、スイム(水泳)、バイク(自転車)、ラン(長距離走)の順番で続けて行う競技です。
競技の距離は、国際規格で短いものから長いものまで、6段階あります。
オリンピックで採用されているのは「オリンピック・ディスタンス」で全長51.5kmの距離で争われます。42.195kmのマラソンより長いんですね。 トライアスロン選手のあこがれでもあるハワイで行われる「アイアンマン・ディスタンス」は最長の規格で、その距離なんと226kmにもなります。 さて、私が前々から疑問に思っていたのは、その各種目の長さについてです。
「スイム」「バイク」「ラン」の3種目それぞれが、同じ距離であるのが普通だと思っていたからです。もしくは競技時間が各種目ごとに大体同じくらいになるように逆算して距離を出すとか。とにかく何かしらの物差しが 1:1:1 にならないと3種競技にならないように思うのです。たとえば「スイム10km、バイク10km、ラン10km」もしくは「スイム5km(約60分)、バイク40km(約60分)、ラン20km(約60分)」など。 現在のルールでは、競技の半分以上はバイク(自転車)に乗っている時間なのですから、種目の違いからくる差がありすぎるように感じるのです。 「距離における各種目の占める割合」で、一番距離の短いスイムは全体の3%に過ぎません。
「競技時間における各種目の占める割合」で見ても、その差は縮まりはするものの、 1:1:1 からは程遠いままです。 その他の尺度と言ったら、あとは消費カロリーくらいしか思い浮かびません。 この比率だと試合における各種目の重要度が違ってくると思います。
たとえば、英・数・国の3教科で試験をするとなれば、その評価は各教科均等に1/3ずつの割合になると思います。それが英語は全体の3%しか評価してもらえないとなれば後回しにしてしまうと思うのです。 3種競技という名が付いているのですから、おそらくは理由があると思うのですがどうなんでしょう。 余談ですが、各々の種目で「1分の差」は距離にすると、どのくらいの差になるのでしょう。
スイム=約8〜90m、バイク=約6〜700m、ラン=約3〜400m、位かと思います。
スイムで1分の差がついても、8〜90m位ならバイクで何とか挽回できそうですが、バイクで1分の差が付いてしまったら、距離にして6〜700mですから、ランで挽回するのは大変です。(私はやったことがないので、あくまで想像です)
たとえば現在のルールでABCの3選手が競技に出たとします。
【A選手の成績】➝スイムは全選手の平均タイムより1分早い
バイクとランは全選手の平均タイム
【B選手の成績】➝バイクは全選手の平均タイムより1分早い
スイムとランは全選手の平均タイム
【C選手の成績】➝ランは全選手の平均タイムより1分早い
スイムとバイクは全選手の平均タイム
このような結果だとすると、3人のうちで一番成績がよかったのはBさんで、一番遅かったのはAさんということになります。スイムでつくった差が、バイクで簡単にひっくり返されてしまうからです。(何か納得がいかない気がします) 各種目が一時間に進むおよその距離を見ると、バイクはスイムの8倍、ランはスイムの4倍進みます。
見方を変えると、バイクでライバルと○○mの差がついたとします。同じ距離の差をスイムで付けようと思ったらバイクの8倍、ランだったら2倍の時間がかかることになります。(考え方が正しいかどうか分かりません)
この差を付けるという労力に費やした時間を各種目均等にするのだったら、
「スイム8:バイク1:ラン2」の距離で競うのも、ありではないでしょうか。
たとえば「スイム8km、バイク1km、ラン2km」というような感じです。
これであれば、各種目でついた差の労力が等しくなるように思います。 全くの思い付きですので実際に競技になったら成り立つのか分かりませんが、一つの提案として聞いていただければ幸いでした。 |
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