|
『高嶋ちさ子さんが子供の携帯ゲーム機をバキバキ』
http://togetter.com/li/937461
小三の時、それまで幾ら注意してもお勉強をせず、水木作品に耽溺し続ける僕に祖父(故人)の堪忍袋が破裂。
学校に行っている間に、持っていたすべての水木漫画、妖怪の本を捨てられ「今後は一切の水木しげるを禁止する!!」と厳命されてしまった。
頼光「あんまりです。これからは宿題も進研ゼミもちゃんとやります。ゆるしてください」
祖父「だめだ!あんな変な本ばっかり読んでるから成績が良くならないんだ」
頼光「最初に水木先生の本を買ってくれたお祖父さんが、何てことを言うのです」
祖父「こんなに変になるとは思わなかったからだ。今まで我慢していたがもうゆるさん。もっと勉強しろ。進研ゼミくらいじゃ足りない。駅前の進学塾に入れる。英語教室にも通わせる」
頼光「ああーッ」
以来、朝夕泣き暮らしていたが、幸い翌年の夏、盲腸で入院し、手術となった。
好機到来とばかり「お祖父さん。僕は明日、手術が失敗して死ぬかもしれません。せめて最期は、朝日ソノラマから出ている「水木しげる貸本漫画傑作選」を全部読んでから死にたい。孫の最期の願いです。今すぐ書泉グランデに行って買ってきてください」と切々と訴えた。
もうこの子は違う意味で助からないと思ったのだろう。祖父は書泉グランデに行って買ってきてくれた。ここにめでたく禁水木は解かれ、術後に屁が出た。
日頃はあれこれと厳しくうるさかったが、大変に甘い面もあり、思えばやはり、優しい良い祖父であった。
|