NGCの補正板の向こうに@Q21

海の魚と同じくらい、空にはたくさんの彗星がある。 by ヨハネス-ケプラー

カメラ・レンズ・フォト

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最近あまりカメラ・レンズ関係は更新しておりません。http://www.ucatv.ne.jp/~tweety/
簡単な光学シミュレーション計算ソフトのLT版で、設計値を入れて収差図を眺めるのももう一つのレンズの楽しみです。
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イメージ 1

益子にあったペンタックスカメラ博物館がなくなり久しいですが、益子事業所も取り壊されていて寂しい状況になっています。
元ペンタックスOBの方が私設カメラ博物館を3/15に開館するということを知人の写真家さんから伺っていたので、場所確認してきました。
開館が楽しみです。
久しぶりに遠征してラブジョイ彗星の位置確認をするために35mmレンズを着けて何枚かバシバシ適当に撮りました。昨日は夕方から曇ってきて雨粒も落ちてくる始末で、彗星撮影を断念でしました。久しぶりによく寝ました。
今回の遠征で固定撮影した写真をMS-ICEにてモザイク合成してみました。
このソフトウエアはご存知のようにドラッグアンドペーストするだけのお手軽ソフトウエアで、しっかりとモザイク合成してくれる優れものソフトウエアです。今回適当に選別もせずにJPEG画像を適当に6枚ほど放り込んでみました。
イメージ 1
SMC-PENTAX FA 1:2/35AL(F2 or F3.5), Exp.20sec.
PENTAX K-01(ISO1600),固定撮影
2015.01.10. 御亭山にて
ちなみにここの撮影地は見晴らし場所が最初着いた場所は、水銀灯があり、もう一つの方に移動しました。こちらは街路灯がないので、よかったですが、ちょうど南北方向に電線が走っています。東側の視界がやや悪くなっています。
こころのゆとりがなかったので、iphoneアプリの星空の明るさを測るソフトで測るのを忘れてしまいました。西側の眺望はよくて、西空に見える彗星を狙うにはいい場所です。ただし、西側が大田原市の街明かりがありますが、宇都宮市の明るさに比べたら明るくないです。移動時間を考えると自宅からは結果として奥日光と大差ないかな?という感じですが、冬場行きやすい場所といえます。
栃木県内でも平野部では馬頭町は空が暗いエリアなので、以前から写真コンテストでは撮影地として散見されるエリアなので、それなりの撮影は可能なエリアです。以前この辺を撮影場所がないか探っていて、この御亭山の上がり始める交差点あたりをウロウロしたことを思い出しました。今月の天ガに入選されている方の観測所もこのエリアにあり、作品を物にされている方も実際にいらっしゃるエリアです。ぴんたんさんの光害指数を計算させると総合7.2でした。会津の暗い空には及びませんが、晴天率の高い関東平野部ですからいい場所がほかにもあれば遠征先としていい場所あるいは観測所建設場所候補として今後考えたいですね。
今考えると、ドームを設置していた茂木町はそれなりに暗くて自宅から1時間以内で行けましたからいい場所だったと思います。
GWの中日ですかね? 昨日は約1年ぶりに鉄道博物館に行ってきました。今回はちょっと出遅れたので、予想通りまたもやD51のシミュレータを楽しむことができませんでした。まあ、今回は運転シミュレーション初級を受講できたので、良しとします。それにしても列車のブレーキングは本当に難しく一度もまともに正しい停止位置で止めることができませんでした。しかし、教室に行ったおかげでE233系のブレーキ性能と特性がわかり、目安がわかったのは大きな収穫でした。
さて、話は変わってデジタル一眼レフのローパスフィルターの話です。
このローパスフィルターは、赤外線カットなんていわれていますが、実際は650nm(ナノメートル=1/1000μm)より波長が長い光を通さないものがついています。そのため、天体写真ではそのローパスフィルターと呼ばれるものを除去してしまうわけです。
実際には波長が長い(より赤い)=周波数が低いということで、波長が短い(より青い)=周波数が高いという関係にあります。
ですから、光の色(=波長)でいうとハイパスフィルターということになります。

それなのになんでローパスフィルターというのでしょうか?

疑問に思った方は多いはずです。

このローパスフィルターは画像に対していうものなのです。
画像には色々なパターンが含まれていて、繰り返し同じような模様がある画像を想像します。
イメージ 1
左が周波数が高いパターンで、右が周波数が低いパターンになります。

ここで、こんなパターンを事例に説明します。
イメージ 2
これは横に線が単純に繰り返した模様です。
これを時計周りに1度だけ傾けます。
イメージ 3
この画像はみなさんのモニターでどのように見えていますか?
恐らく、縦に白黒の濃淡が出ていると思います。間隔は広いですよ。私のモニターには縦に黒い模様が8本みえました。みなさんのモニターには何本見えますか?

見えない人がいると説明にならないので、画像はちょっと回転方向反時計周りに作ってしまっていますが、こういう現象を説明するためにつくった画像を上げます。こちらは白が縦に2本、その両サイドが黒の横線が見えるエリアが3箇所になっているはずです。
イメージ 4

このような現象は規則性のあるパターンが縦横に微妙に並んでずれていると起きる現象で、モアレ現象と呼ばれています。実はこの画像は先ほどの上の2枚の横線の画像と横線画像を1度傾けた向けた画像を重ねたものになっています。

DSLRでもこのパターンが出てしまい、これを防ぐために水晶の光学異方性現象を使って、故意にぼけさせて防いでいます。
ここでは上の画像を画像処理のローパスフィルターで処理してみました。
イメージ 5
見事にモアレの縞模様が消えました。
これを実施しているのが、DSLRに搭載されているローパスフィルターの原理なんです。高解像度側の情報を省くわけですから、解像度が落ちるのです。
ですから、最近は解像度狙いで外している機種も増えています。
実は、これと同じことが、極軸合わせが悪い画像をスタッキング処理しているモノクロCCD使いの方でも見られるときがあります。これは極軸があっていないと視野が回転し、モアレ現象を起こしているためだと考えられます。時々縦縞がある作品があるのはそのためです。
極軸合わせは海外では重要だとモノクロCCDの撮影で特に長時間長期間に渡るデータを取得する際には考慮する必要があります。

Y/C Planar 50mmF1.4

現行品ではないが、50mm標準レンズの憧れのレンズであったY/C Planar50mmF1.4計算結果を載せておく。
Y/C Planar 50mmF1.4はYashicaとCarl Zeissが提携してCONTAXブランドのカメラが復活した際に出されたSLR用標準レンズの内の1本として発売されたレンズである。このレンズの特許は恐らくUS3874771のExample 1であると推定される。このデータを使ってOpTalixLTで計算した結果を示します。
イメージ 1

これがレンズ構成図です。右側がフィルム面になります。典型的な7枚6群構成のレンズです。
物体面側からLAF3,LAFN21,SF8,SF53,LAFN21,LAFN21,LAF2のガラスから構成されています。
ちなみに開放F値は1.43のようです。
イメージ 2
開放時の球面収差、非点較差、像面湾曲収差です。
イメージ 3
開放時のスポットダイアグラムです。めちゃめちゃ悪いです。
開放では使い物にならないのがお分かりかと思います。
イメージ 4
F2.8まで絞るとこんな感じになります。だいぶ改善されます。
イメージ 5
更に絞ってF4です。
これだとスケールが1mmなのでよく見えてしまいます。
デジタル時代の50ミクロンスケールとかにしたら卒倒しそうなくらい悪いので、出すのはやめておきます。
何しろ50ミクロンスケールだとはみ出してしまうのです。ということでクラッシックレンズとしてのお遊びではいいですけど、天体写真用には使い物になりません。
しかも初期のAEJの50番台以外は光軸が満足に合っていないという恐ろしく製造品質が低下していましたからお勧めできないレンズです。これはアサヒカメラの診断室でも指摘されていました。

最近のレンズ設計は飛躍的に良くなっていますので、50mmレンズももう少しいいのが出てほしいですね。

青ハロ対策

カメラレンズの色収差の補正は大抵アクロマートであり、2色補正になっているため、どこかの波長域では外れてしまう。大抵GRの2色で補正していることが多いため、Bは焦点位置が手前になってしまって、どうしてもリング状に青い滲みとなって星像が形成される。
HOYAの2.5mm厚フィルターの分光透過率はこうなっています。
青にじみは実は400nmから420nmの紫色の領域であり、昔のレンズではY1=Y44でカットしていた。つまり、430nmまでの光を遮ると効果があったことが推定される。
カラーバランスの問題からY1フィルターでも黄色っぽい発色となるため、もう少し短い波長も取り込まないとカラーバランス的によくない。このため、Y1=Y44フィルターがなくなったのはこの理由だと思う。
そこで、カラーバランスを改善するために420nm〜440nm付近の波長もある程度取り込む必要がある。
この理屈から420nm以下をカットして、420〜450nm付近をややカットすると輝星に青ハロが目立たなくなるということになる。そこで、注目したフィルターがここに示したアンバー系の色温度変換フィルターである。W2=LA20、W4=LA40相当のフィルターに注目した。
これを私はペンタックスのツチノコ100ED-UFにつけていた。
これで青ハロはやや解消し、カラーバランスも比較的良好であった。
イメージ 1
こちらがBaader PlanetariumのFringe killerです。(追加修正7/7)

つまり、L41とW2の組合わせあるいはL41とW4の組み合わせで撮影をすると効果的で、バーダーのフリンジキラーフィルター相当にお安い値段でなってしまうのです。

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