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フルオーバーホールを終えたばかりの XR250(MD30) を使用して、「ならし運転」をレポートしていきます。 より明確な目的意識を持って「ならし運転」を行っていただくために、走行距離に応じて変化していくエンジンの状態を参考にしていただければと思います。 摩耗によるクリアランスの拡大により圧縮の抜けたエンジンは、例えるなら「古米」のようにボロボロと崩れて歯ごたえのないエンジンフィーリングになりますが、 オーバーホールを終えたばかりのエンジンは、炊き立ての「新米」のようにしっかりとした弾力性のある食感を持って、一回一回の燃焼によるパルスの輪郭が明確に伝わってきます。 エンジンに初期馴染みが出るまではアイドリングでストールしやすい傾向にあるため、温間時に1500rpm付近でアイドリングするようにアイドリングスクリューをやや高めに調整してスタートします。 走行開始直後はエンジンの回転が固く体感としてはややザラつきがある感じでしたが、20キロを終えたあたりからザラついた角が取れてスムーズな印象に変化しました。 ただし、まだシルキーな滑らかさはなく、6速−70km/h以下の走行にはエンジンがついていきません。 これからの「ならし運転」でシルキーな特性を作りこみ、高い負荷にも粘り強く反応するエンジンに仕上げていきます。 ミッションについては、オーバーホール後の馴染みが出るまでには最低でも1000kmの走行が必要です。 とくに「ならし運転」初期はニュートラに入りにくいため、信号停止前にはあらかじめニュートラ位置を出してから停止する必要があります。 ※注意 : 完全に停止してからではニュートラに入れることが困難ですが、これはミッションに異常があるわけではありません。走行距離を重ねる毎にタッチは改善されていきます。 「ならし運転」の方法については当社のHPに記載してありますので、そちらをご覧ください。 http://motor.geocities.jp/ogawamaintenance/runningin/hp.runningin.html |
レポート「ならし運転」
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