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ならし運転 [1500〜2000km] オーバーホール後の走行距離が1500kmを超えると、「ならし運転」も最終段階を迎えます。 その日の走行のうち3割程度は、インターバルを設けた短区間の全開走行(スプリント)にあてます。 スプリントを行う状況も、よりエンジンに負荷のかかる状況(たとえば勾配のゆるやかな坂道など)を選び、全開走行の区間も少しずつ伸ばしていきます。 少々過酷ですがスプリントを消化することでエンジンは徐々にタフネスを獲得し、息の長い加速が続くロングスプリントをこなせるようになります。 時速100kmを超える速度域は日常的な状況ではほとんど使用できませんが、高速域でのエンジン特性を作り込むことで、低速域のさらなる滑らかさも同時に獲得することができます。 こうして2000kmの「ならし運転」を消化する頃には、どの回転域からの加速にもストレスなく滑らかに反応する優れたエンジンに仕上がります。 丁寧な「ならし運転」を終えたエンジンは、非常に軽やかで安定したアイドリングを打ちます。 アイドリングを聴くことでエンジンの仕上がり具合を知ることができますので、ひとつの判断基準にしていただければと思います。 |
レポート「ならし運転」
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