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つまり、このままナットを締め込んでも、普通であれば、スプロケットは固定できないということになります。 そして、ここからが重要なのですが、RZ系エンジンのカウンターシャフトは、ドライブスプロケットを固定することにより位置決めを行う構造になっています。(※詳しくはサービスマニュアルなどでご確認ください。) カウンターシャフトの端部を避けるために、ナット片面の形状が特殊なことがおわかりいただけますでしょうか? 通常のナットとは異なり、この窪んだ側をエンジン側(スプロケット面)に向けて組み、規定トルクで締め込みます。そうすることによって、はじめて、スプロケットがカウンターシャフトにしっかりと固定でき、同時にカウンターシャフトの正確な位置決めができるということになります。 実際に確認したところ、スプロケットの固定ができていない状態では、カウンターシャフト軸方向に3〜5ミリのガタが生じます。このため、位置決めをされていないカウンターシャフトがミッションルーム内で軸方向に踊り、最初のエンジン始動時のような状況(↓)に繋がったのではないかと推測されます。 |
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