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今月をもちまして、小川メンテナンスは営業を終了いたします。 東日本大震災を境にこの仕事を続けていくことに迷いが生まれ、それが営業終了を決める大きな理由になりました。 私の扱うオートバイのほとんどは純粋に趣味としてのものです。 嗜好品といっても過言ではないこのオートバイという機械を扱う仕事に対して、震災を機に芽生えた迷いは時間を経るごとに大きくなり、自分の中でごまかすことができないほどはっきりとした疑問に変わっていきました。 大学を出てすぐにこの仕事をはじめ、今年でちょうど10年になります。 その間、熱病のようにオートバイという機械に向き合って、できるかぎりの仕事をさせていただきました。 営業終了にあたって、弊社ホームページは閉鎖いたします。 このメンテナンスノートについても利用停止を考えましたが、弊社に作業をご依頼いただいたお客様への作業報告書としての意味合いを考え、そのまま残すことにいたします。 弊社をご利用いただいたすべてのお客様、永らくのご愛顧、本当にありがとうございました。 2012年11月6日 小川メンテナンス代表: 小川太一 ※このブログをご覧になる皆様へ
弊社のメンテナンスノートはあくまでも作業報告を前提にしたものであり、サービスマニュアルのように作業の手順や方法を解説したものではありません。 ネット上で簡単に手に入る中途半端な情報に基づく作業には、必ず、機械を壊してしまうという危険性が伴います。 機械を壊すのはいつも作業者自身の未熟さであることを、お間違えのないように。 ここに念を押しておきます。 |
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この年代のエンジン(とくに2サイクル)は、キャブレターのわずかなセッティングの狂いで大きく調子を崩すようです。試走を繰り返しセッティングを詰めた結果、不具合は改善されました。 |
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ニードルバルブにOリングが使用されているため、この部分の分解が必要になります。 |
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大変長らくお待たせしました。 オーバーホール(ライトメニュー)完了しました。 ダメージのあったパーツはすべて交換し、性能のカギを握るヘッドまわりもリフレッシュ。 [主要メニュー] ■シリンダーボーリング/プラトーホーニング ※トルクプレート使用 ■0.50OSピストン(ドイツ仕様)組み込み ■バルブシートカット/バルブフェイス研磨 ■カムシャフト ※カジリによるダメージを表面処理にて修正対策 ■WPC表面処理 (ピストン+ピストンリング+ピストンピン) ■オイルポンプO/H ■ロッカーアーム新品交換 大切な車両のエンジンオーバーホールを当社にお任せいただき、ありがとうございました。 エンジン搭載後、慣らし運転完了まで責任を持って対応いたします。 |
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バルブシートカットによる初期沈みを計算に入れ、広めのクリアランスで調整します。 IN: 0.10ミリ [STD:0.07〜0.12ミリ] バルブクリアランスを調整後、クランキングさせて再度圧縮上死点を出しクリアランスをもう一度確認します。 細部のチェックを終えれば、オーバーホール完了です。 |


