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知らぬ間に 咲きこぼれた花々が わたしの感覚を麻痺させる しなびた草のにおいと 湿り気を帯びた土のその 多少の重みを感じる空気の中 こするほどに震える羽の音(ね)に 混じって包む キンモクセイ 見上げる花は 幾千に 甘ったるい香りの侵入は 胸の奥底に伝うようにして沈み落ち 吐き出そうと咳き込むと 少しの涙がにじんだ 山吹色の 小さな花の 甘ったるくて気だるい記憶 見上げる花は 幾千に・・・
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知らぬ間に 咲きこぼれた花々が わたしの感覚を麻痺させる しなびた草のにおいと 湿り気を帯びた土のその 多少の重みを感じる空気の中 こするほどに震える羽の音(ね)に 混じって包む キンモクセイ 見上げる花は 幾千に 甘ったるい香りの侵入は 胸の奥底に伝うようにして沈み落ち 吐き出そうと咳き込むと 少しの涙がにじんだ 山吹色の 小さな花の 甘ったるくて気だるい記憶 見上げる花は 幾千に・・・
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時折 風の口笛の調べに合わせて 小さな乾いた木の葉たちが陽気に踊った そんな中に突っ伏していると 身体中に数え切れないほどの 多量の微小な穴があき さらさらと風化するように思えたが そんな自由も与えられず 耳元の息遣いを ただただ 感覚的に捕らえるばかりであった 私にせき止められる木の葉たちは くすぶったり 思い立ったように飛躍したり 生活の形に似ている気がして 愉快でもあり 空虚でもあったが 私を魅了させるには 充分な理由がそこにはあった
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きりりとした空に ぽつりと浮かび うつむき加減のその表情に何となく 「今日はどうしたって言うんだい?」 そう問いかけてみせた。 「僕もそうだよ・・・大丈夫・・・」 何度かそんな事をしているうちに 朝がもうすぐそこまで来たもんだから 月は微笑みながら空に溶けていった。 僕もそのままタオルケットに滑り込み 「そうだよ・・・安心しておやすみ・・・」 と自分の声を遠くで聞いた。
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悲しみの叫びを落とす あざらしの声が聞こえる・・・ 壁だけが滑る窓の外の風景に 疲れた目を閉じる・・・ さぁ 帰ろう どうどうと鈍く刺す様な 風の塊を鼓膜の手前に強く感じ 穴ぐらよりも暗い外へ出る 不安はもう川の向こう 夕焼けの橙(だいだい)と紅(べに)と紫の跡 不安はもう川の向こうに沈むだろう さぁ 帰ろう 背筋を伸ばすほど 寒さは感じず なぁんだ そういうことなんだと軽く微笑む 季節に関わりなく鳴り続ける頼りない風鈴 さぁ 帰ろう 我が家へと続く柿の木の幸せの道 さぁ 帰ろう さぁ 帰ろう 帰ろうよ
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