酔い人「空太郎」の日本酒探検

お酒は無濾過生原酒か無濾過原酒。火入れは瓶燗必須。

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 空太郎が働く会社の関連会社の宴会「銘酒会」で、幹事さまが五本目に開封したのはこれです。

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 「越後桜 大吟醸」。
 新潟県阿賀野市にある越後桜酒造さまが醸しているお酒です。
 というか、実は「越の日本桜酒造」さんがこの3月に社名を変更されて、この新しい名前に変わっています。
 越後桜酒造さまは、さいたま市に本拠を置く世界鷹小山家グループの傘下にある酒蔵で、近年は醸造アルコール添加の安い吟醸酒路線で売り上げを順調に伸ばしてきました。
 普通酒や本醸造酒は前年比でマイナスが続いているものの、吟醸酒はマーケット全体でもほぼ横ばい。
 ブランド力のある酒蔵の吟醸酒は前年比で伸びています。
 世界鷹小山家グループはこの情勢を好機と捉えて、この2月に10億円を投じて新醸造設備を建設、稼動されています。
 これを契機に社名も変更されたわけです。
 新工場ではコストを抑えるため、手作業を大幅に減らし、米の洗米から吸水、さらには麹造りも限りなく機械化されています。
 仕込みの管理も合理化し、機械搾りのラインも増強されています。
 そうした、合理化、省力化の結果として、吟醸酒を一升瓶で2500円前後で販売するという戦略です。

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 当然、安くするために醸造アルコールは必須です。
 ことごとく、空太郎の理想の反対を行く酒蔵さんなので、一生無縁と思っていました。
 でも、目の前に出てくれば、呑まないわけにはいきません。
 いただくのは、山田錦を50%精米したアル添吟醸酒です。
 生でもなく、無濾過でもなく、原酒でもなく、あらばしりや中取り、槽口でもありません。
 いただきます。

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 上立ち香は醸造アルコール由来のツンとした刺激臭が主体です。
 含むと、非常に小振りな旨味の塊が表面をつやつやにしてやってきます。
 受け止めると、旨味はゆるゆると膨らみながら、ごく少量の新たな旨味を放出してくるのですが、これが軽くて薄いのです。
 旨味の質は山田錦らしく好ましいのですが、余りに軽くて、旨味はそれ以上拡散せずに、そのまま辛さに促される前に、のどの奥へとすっ飛んでいってしまいました。

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 うーーむ。
 呑み易い、と評価する方もいるかもしれませんが、空太郎から見れば決定的に薄くて物足りません。
 いわば、淡麗辛口プラスα酒です。
 これだけ薄めれば、一升瓶3000円割れも合点がいくなあ、とひとりごちるのでした。

*次の銘酒はこれ

★お酒の情報(09年270銘柄目)
銘柄名「越後桜 大吟醸」
酒蔵「越後桜酒造(新潟県阿賀野市)」
酒分類「アル添大吟醸酒」
原料米「山田錦」
使用酵母「不明」
精米歩合「50%」
アルコール度数「15〜16度」
日本酒度「+2」
酸度「1.3」
情報公開度「△」
標準小売価格「1800ml=2570円」
評価「★★★」

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昔飲んだ大吟醸のおいしかったのを思い出し久しぶりに買って飲んだが薄くコクがなく旨みがなく残念だった。2000円程だったので仕方ないか。

2015/1/4(日) 午前 2:01 [ say*k*157* ] 返信する

貰って呑みましたがまさにコメント通り(T_T)

2015/3/9(月) 午後 10:37 [ mab*w*ta*abe ] 返信する

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この酒を評価できない人、「空太郎」ですね。あまり探検していないのが一味で探検・・・♬・・・♬・・・♬・・・

2016/4/15(金) 午後 7:29 [ mok*ji*a*01 ] 返信する

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私は、酒好きではありませんが、飲みやすい酒は、頂きます。越後桜は、もらいもので、飲みやすくスーパーでも売っているので、今後は、これにしようかと・・、飲みやすいと言えば、長岡の「高橋酒造」のお酒飲みやすい、試してください。私は、普通酒(一番安い)が一番飲みやすい。(もっとも、一番高いのは、飲んでません。)

2017/1/25(水) 午後 6:02 [ ] 返信する

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