酔い人「空太郎」の日本酒探検

お酒は無濾過生原酒か無濾過原酒。火入れは瓶燗必須。

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 自宅の晩酌にお酒を選びました。
 これです。

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 「一白水成(いっぱくすいせい)プレミアム 純米大吟醸」。
 秋田県五城目町の福禄寿酒造さんが醸しているお酒です。
 このお酒は空太郎の知る限りでは25BY(醸造年度)が初デビューのお酒です。
 地元の農家と一緒に酒米作りをしており、その農家から仕入れた極上のお米で醸した大吟醸なので、「プレミアム」なのです。
 蔵元の渡辺康衛さんは地元農家と一緒に取り組む酒米作りについて、次のように話しています。

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*********
 六年前に地元の農家と一緒に五城目町酒米研究会という組織を作りました。
 蔵のある地域で栽培された酒米でお酒を造ってこそ、真の地酒である、と多くの酒蔵は考えますが、僕もその気持ちを強くしたこともあって、まずは自力で米作りもしようかと考えました。
 しかし、自力となると、立ち上がりは苦労するし、軌道に乗るまで時間がかかる。
 それなら、やはり、餅は餅屋で農家と組む方が得策だと結論付けたのです。現在は9軒の農家と契約していますが、すべての農家が他の農家に栽培を教える立場にある認定農家です。
 当然、みなさん、とてもプライドが高く、栽培が難しい酒米でも自信を持って取り組んでくれます。
 僕らの方もそのことをわきまえていて、収穫が終わるとお米の分析をして優秀な成績を収めた農家には表彰状を送るなどして、農家同士の競争心もくすぐっています。
 現在、栽培してもらっているのは秋田酒こまち、美山錦、美郷錦、吟の精の四種類です。
**********

 そして、そのなかで作る量も多く、品質の優れた米が収穫できた秋田酒こまちを使って45%精米の純米大吟醸酒を醸したというわけです。
 いただきます。

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 上立ち香は抑制が効いた香りがほんのりと。
 口に含むと中程度の大きさの旨味の塊が、よく磨きこんだ表面にパウダースノーの粉雪をふんわりと乗せて、微かな雪煙を上げながら駆け込んできます。
 受け止めて保持すると、外連味なく粛々と膨らみ、拡散しながら、適度な大きさの真円状の粒粒を速射してきます。
 粒から滲み出てくるのは甘味6割、旨味4割。
 甘味は流動性と弾力を兼ね備えた健やかな印象。
 旨味もコクがあって奥行きを秘めたタイプで甘味と肩を並べて可憐な舞いを展開。
 そこに素早く酸味と渋味が少量現れて、酸味は甘旨味の表面に貼りついてメリハリを付与し、渋味はじわりと深部に潜り込んで隠し味役になるのです。
 四者は均衡を保ちながら美しい弧を描き、終盤になるとやや強くなった渋味が全体をリードして縮退し、最後はテンポよく昇華していくのでした。

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 プレミアムと呼ぶだけのバランス最高の美酒でした。
 もうちょっと安いともっと嬉しいのですが。

★お酒の情報(15年36銘柄目)
銘柄名「一白水成(いっぱくすいせい)プレミアム 純米大吟醸 25BY」
酒蔵「福禄寿酒造(秋田県五城目町)」
分類「純米大吟醸酒」
原料米「あきた酒こまち」
使用酵母「不明」
精米歩合「45%」
アルコール度数「16〜17度」
日本酒度「不明」
酸度「不明」
情報公開度「×」
標準小売価格(税抜)「720ml=2600円」
評価「★★★★(4.4点)」

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