酔い人「空太郎」の日本酒探検

お酒は無濾過生原酒か無濾過原酒。火入れは瓶燗必須。

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 荒木町の超人気居酒屋「純ちゃん」にお邪魔しました。
 本日も用意されている25種類のお酒を全部いただきました。
 今回はすべてを空太郎の好み基準で採点しましたので、その結果をお知らせします。

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4.5点(基本、これが満点です)
 冩樂 純米吟醸 夏吟 うすにごり(福島・宮泉銘醸)→完璧なバランス
 七田 夏純(佐賀・天山酒造)→見事なバランス
 大信州 夏のさらさら 純米吟醸(長野・大信州酒造)→絶妙なバランス

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4.4点
 松の壽 純米吟醸 夢ささら(栃木・松井酒造店)→ややアルコールが浮いた
 Mr.SummerTime 純米吟醸(宮城・寒梅酒造)
 英君 夏吟醸 五百万石(静岡・英君酒造)
 刈穂 六舟 純米吟醸 サマーミスト(秋田・秋田清酒)
 まんさくの花 巡米吟醸 愛山(秋田・日の丸醸造)
 米鶴 ピンクのかっぱ(山形・米鶴酒造)
 庭のうぐいす なつがこい 特別純米(福岡・山口酒造場)
 流輝 夏囲い生 純米(群馬・松屋酒造)
 紀土 純米吟醸 にごり(和歌山・平和酒造)
 十四代 本丸(山形・高木酒造)

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4.3点
 不老泉 山廃純米吟醸 生原酒 滋賀渡船(滋賀・上原酒造)→まろやか
 月山 涼夏 純米(島根・吉田酒造)→綺麗
 獅子の里 夏純(石川・松浦酒造)
 喜楽長 特別純米 滋賀渡船(滋賀・喜多酒造)
 木戸泉 特別純米 雄町(千葉・木戸泉酒造)
 手取川 夏純米 辛口(石川・吉田酒造店)
 白老 特別純米 若水(愛知・澤田酒造)
 石鎚 夏吟 吟醸(愛媛・石鎚酒造)

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4.2点
 乾坤一 鈴風 純米吟醸(宮城・大沼酒造店)→渋すぎた
 鶴齢 純米 超辛口(新潟・青木酒造)
 天青 純米吟醸 熊本9号酵母(神奈川・熊澤酒造)→ピントが甘い
 たかちよ SummerBlue(新潟・高千代酒造)→甘すぎ

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 この店に置いてあるお酒で、「次はもういいかな」レベルのお酒はなく、いずれも素晴らしい美酒ですので、結果もこんなものでしたが、やはり、五味のバランスのよい、3銘柄には満点をつけました。
 3時間かけて堪能しました。

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 広島の先進地酒蔵の相原酒造(呉市)と金光酒造(東広島市)が非常に面白い企画を立てました。
 それぞれの蔵で造った純米吟醸酒用の麹を相互に取り替えっこして、酒造りを競う、というものです。その詳細な内容についてはSAKETIMESに記事を書いたので、そちらを読んでいただけると幸いです。
 空太郎もお酒を取り寄せて自宅でじっくりと飲むことにしました。
 2本目はこれです。

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 「賀茂金秀(かもきんしゅう)純米吟醸 生酒 雨後の月麹使用」。
 金光酒造が雨後の月の麹を使って醸したものです。

 蔵元杜氏の金光秀起さんが酒販店に提出した報告をご紹介します。

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*************
 雨後の月は様々なコンペで上位入賞している、広島きっての吟醸蔵。
 その蔵の麹を使うことができるのはとても勉強になると思っていました。
 しかも粕歩合が少ないと聞いていたので、お酒が沢山できるものと思っていました(笑)。
 雨後の月の麹を、まず食べてみると、栗味が強く甘みがありながら綺麗に消えていくものでした。
 この麹と弊社の技術でどのようなお酒になるか楽しみでした。
 結果、醪温度は11度前半で雨後の月より2日程長い醪日数となり、日本酒度+0.7、アルコール分16.3%で着地。
 香りは軽く、上品な甘みがあり、そこへカモキン特有のガス感が加わった「賀茂の月」が出来上がりました。
 気になる粕歩合は、なんと期待を裏切る高さで、もともと歩合の高い賀茂金秀ですが、それを大きく超える数値となりました(泣)。
************

 スペックはまったく同じ、八反錦60%精米の純米吟醸生酒です。
 いただきます。

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 立ち香は芳しいマスカットの香りがほんのりと。
 口に含むと、中程度の大きさの旨味の塊が、微細な気泡を大量に内包したとろみ層を適度に乗せて、まっしぐらに滑り込んできます。
 受け止めて保持すると、まず気泡のプチプチとした破裂を先行させ、それを追いかけるようにして膨らみ、拡散しながら、適度な大きさの湿り気を帯びた清澄な粒粒を速射してきます。
 粒から滲み出てくるのは甘味7割、旨味3割。
 甘味はドライ系のサラサラなタイプ、旨味はシンプルなコクが前面に出ており、両者は肌理が細かく、繊細な舞いを展開します。
 流れてくる含み香は明快な高級メロンの甘い香りで、妖艶な化粧を施します。
 後から来る酸味と渋味は極小量で甘旨味を遠めに囃し、気を良くした甘旨味は伸びやかに隙の無い蕩ける世界を描ききるのでした。
 余韻は適度に切れ、すっきりしたものでした。

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 完璧な出来でした。
 この企画は是非、来季もお願いします。

*一升三千円以下の美酒に登録します。

お酒の情報(19年157銘柄目)
銘柄名「賀茂金秀(かもきんしゅう)純米吟醸 生酒 雨後の月麹使用 2018BY」
酒蔵「金光酒造(広島県東広島市)」
分類「純米吟醸酒」「生酒」
原料米「八反錦」
使用酵母「不明」
精米歩合「60%」
アルコール度数「16度」
日本酒度「不明」
酸度「不明」
情報公開度(瓶表示)「△」
標準小売価格(税抜)「1800ml=2800円」
評価「★★★★★(4.5点)」

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 広島の先進地酒蔵の相原酒造(呉市)と金光酒造(東広島市)が非常に面白い企画を立てました。
 それぞれの蔵で造った純米吟醸酒用の麹を相互に取り替えっこして、酒造りを競う、というものです。
 その詳細な内容についてはSAKETIMESに記事を書いたので、そちらを読んでいただけると幸いです。
 空太郎もお酒を取り寄せて自宅でじっくりと飲むことにしました。
 1本目はこれです。

イメージ 1

 「雨後の月(うごのつき)純米吟醸 生酒 賀茂金秀麹使用」。
 相原酒造さんが賀茂金秀蔵の麹を使って醸したものです。

 蔵元の相原準一郎さんが、酒販店向けに提出した報告の内容をご紹介します。

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***************
 賀茂金秀の麹が届いた際、「雨後の月」のものと比べ、しっかり麹を造ったように見えました。
 いざ醪にしてみると、最高ボーメは弊社より明らかに高い。
 しっかりしたいいお酒になりそうな予感がありました。
 その後、醪は最高温度12度前後で順調に。
 完成26日目には、日本酒度+2.5、アルコール分16度後半の原酒ができました。
 「雨後の月」のお酒に比較して、酸度が0.1高く、アミノ酸度も0・3も高いものでした。
 しっかりとした麹が、予想通りの数字を生み出したのです。
 また、今回は共に広島県立工業技術センターの酵母C−75(協会9号系)を使いました。
 香りは穏やかで、ボディー感もあり、「雨後の月」らしからぬ、旨み十分な飲み飽きしないお酒になったと思います。
*************

 八反錦60%精米の純米吟醸生酒です。
 いただきます。

イメージ 3

 上立ち香は抑制の効いた酒エキスと甘い香りが、ミックスされて流れてきます。
 玩味すると中程度の大きさの旨味の塊が、平滑になった表面に適度にとろみ層を乗せて、おっとりとした態度で忍び入ってきます。
 受け止めて舌の上で転がすと、促されるままにゆったりとしたペースで膨らみ、拡散しながら、清澄でやや乾いた粒粒を連射してきます。
 粒から滲出してくるのは甘味6割、旨味4割。
 甘味は中庸で優等生タイプ、旨味は複雑なコクを内包した厚ぼったい印象で、両者は落ち着き払った態度でゆっくりと踊るのです。
 流れてくる含み香は細身のメロンの甘い香りで薄化粧を付与。
 後から渋味が少量来て、薄氷の輪郭を形成するものの、甘旨味の大人びた舞いに変化は起きず、最後まで静寂な雰囲気が漂い、飲み下した後も余韻が残響のように伸びるのでした。

イメージ 4

 それでは麹交換酒、金光酒造のお酒もいただくことにします。

*一升三千円以下の美酒に登録します。

お酒の情報(19年156銘柄目)
銘柄名「雨後の月(うごのつき)純米吟醸 生酒 賀茂金秀麹使用 2018BY」
酒蔵「相原酒造(広島県呉市)」
分類「純米吟醸酒」「生酒」
原料米「八反錦」
使用酵母「広島C−75」
精米歩合「60%」
アルコール度数「16度」
日本酒度「不明」
酸度「不明」
情報公開度(瓶表示)「△」
標準小売価格(税抜)「1800ml=2800円」
評価「★★★★★(4.3点)」

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 自宅の晩酌にお酒を選びました。
 これです。

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 「小嶋屋(こじまや)無題 壱ノ樽」。
 山形県米沢市の小嶋屋総本店さんが醸しているお酒です。
 「小嶋屋」は昨年、四段目に純米大吟醸酒を入れる再仕込み製法(いわゆる貴醸酒)で、かつ低アルコール原酒としてデビューした新銘柄です。
 その誕生物語はSAKETIMESに記事にしました。
 蔵元の小嶋健市郎さんは、端から「小嶋屋」にはいろいろな派生商品を作る構想を持っており、今夜いただくのは、同じ「壱」でも、4段目に投入するのが杉樽に短期間貯蔵した純米大吟醸酒にしたものです。
 裏貼りで説明があるので、ご紹介します。

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 日本酒はかつて杉樽で貯蔵・運搬され、今よりも低いアルコール度数で飲まれていました。
 当蔵は、アルコールを抑えたお酒に杉樽の自然な香味を微かに重ねることで、「和の樽」の新しい魅力が発見できると考えました。
 ステレオタイプな樽酒とは異なる、新しい可能性を感じていただければ幸いです。
**********

 早速、いただくことにします。

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 上立ち香はとろりと丸みを帯びた甘い香りが、のんびりと流れてきます。
 口に含むと中程度の大きさの旨味の塊が、平滑になった表面に薄っすらととろみ層を乗せて、直線的に駆け込んできます。
 受け止めて保持すると、促されるままに流れるように膨らみ、拡散しながら、潤いたっぷりの粒粒を次々と射掛けてきます。
 粒から現出してくるのは甘味6割、旨味4割。
 甘味は澄み切った氷砂糖のよう、旨味はシンプルで円やかなタイプで、両者はバランスを維持しながら円熟味溢れる舞いを展開します。
 含み香には残念ながら杉の香りは感じず。
 後から酸味や渋味も現れず、味わいはまるでソフトキャンディーを舐めているかのような世界を描き続けるのです。
 終盤の反転縮退もスムーズで、最後もペースを崩すことなく静かに消えていきました。

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 貴醸酒ながら、低アルコールのおかげで軽快な仕上がりでした。

お酒の情報(19年155銘柄目)
銘柄名「小嶋屋(こじまや)無題 壱ノ樽 2018BY」
酒蔵「小嶋屋本店(山形県米沢市)」
分類「再仕込み醸造酒」
原料米「不明」
使用酵母「不明」
精米歩合「不明」
アルコール度数「13度」
日本酒度「不明」
酸度「不明」
情報公開度(瓶表示)「×」
標準小売価格(税抜)「720ml=2500円」
評価「★★★★(4.2点)」

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2008年1月からずっとここでブログを書き続けてきましたが、
Yahooブログ閉鎖のため、Amebaブログへ引っ越すことに
なりました。
月末に移転しますが、自動転送がかかりますので、
読んで頂いている皆様には違和感なく、引き続き読んで頂けると思いますので、
よろしくお願いいたします。

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