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書庫RUS​H夜話 with KID

リアルタイムでRUSHと並走されてきた、ANALOG KIDさんによるRUSHアルバム解説です。
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RUSH夜話 (Part.16)
 
 
皆様ぁ〜☆忘れた頃にやってくるぅ〜(笑)
RUSH夜話でございますよ〜!!
 
前回からなんと半年ぶりっ♪
辿ってみますと、第一回目はなんと
2年半まえになります!
これもひとえに、RUSHを愛する皆様、そしてKIDさんの
尽力の賜物でございますー!!
 
あ、私(たあぼ)は日本(の女)で2番目にRUSHを愛している女
ということで〜よろしくお願いいたします〜ヽ(;▽;)ノ
 
 
前振りが長くなりました…(^^;)
 
 
さて、KID先生も書いていらっしゃるとおり、
これはRUSHの中では地味な作品で、
ワタシ的に聴かないアルバムベスト3に入るかもしれません。(笑)
 
しかしゲディお気に入りのThe Passや、
一発目かまし曲のShow Don't Tellなんかは染み深い曲だし、
愛するGEDのVoは空間に流れるような心地よさがあります。
 
実はこのツアーのブートビデオも持ってますが、
確かに安定した完璧な演奏等は相変わらず素晴らしいのですが、
チンピラGEDのルックスだけはどーも受け入れられなくて…。
 
この時期の画像のストックもほとんど無いではないかっ!!(笑)
 
皆さんはどういう意見をお持ちですか??
 
いや、決して嫌いなアルバムって訳ではございませんのよ(^^;
今一度、改めて聴いてみてくださいな〜。
 
 
ではここから、
“そんなこと知らなかったぁ〜”満載の
KID先生 渾身のPRESTO解説をどうぞ〜
 
 
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PRESTO
(1989年)
 
 
Show Don't Tell
Chain Lightning
The Pass
War Paint
Scars
Presto
Super conductor
Anagram(For Mongo)
Red Tide
Hand Over Fist
Available Light
 
 
さてLive アルバムの後、今までのRUSHからしてここからまた新しいRUSHの始まりと期待が膨らんだ作品ということで、このアルバムのリリース。 
このアルバムからアメリカではアトランティックに移籍。
プロデュースはルパート・ハイン & RUSH。
購入前はこのルパート・ハインの起用はちょっと意外な感じがしていました。  
それはHoward Jonesや前年にはFLEETWOOD MACStevie Nicksのソロアルバムをプロデュースしていて、そのイメージとRUSHのイメージが結び付かなかったというのが本当のところ。  
これは購入後に分かったことですが、ルパートは自身もプログレ系のバンドをやっていたらしく、このアルバム購入以前はそのことを知らなかったのでStevieのアルバム同様、キーボード全開の音になるのではという予感を持っていました。ルパートのプロデュースしたミュージシャンにはCAMELや意外なところではTina Turnerなんかもいます。  
 
それではこの作品の内容ですが、おそらくRUSHのアルバムを全部聴いてる方には地味な作品のひとつに位置付けられているアルバムではないかと思います。  
確かに突出して目立つ曲がないのでそう考えられてもおかしくはないですが…。  
 
しかしながら、RUSHがRUSHたる所以の複雑な演奏は相変わらずで、複雑さを複雑に感じさせないところは流石と言えるかな?
 
このアルバムの特徴で1番に挙げられるのはGeddyの歌、及びシンプル且つよりコンパクトにまとめあげられた曲にあるのかも知れません。
5、6、8、10なんかはその代表でとても秀逸だと私は思っています。  
Geddyの歌声なんかは以前の作品よりもとてもリラックスしている気がします。  
 
先に書いたシンセサイザー全開になるのでは?という危惧は多少の肩透かしを喰らった感じで、部分部分で使用はされていますがバックでの味付け程度で済んでいるのではないでしょうか?   
 
あと、付け加えるとすればAlexのAlexらしいと言える、良く言えば独創的な悪く言えばヘンテコなギターソロです。  
代表的なのは2曲目かな?  この人はやっぱり常人ではない何かをいつも醸し出してくれますね!  GeddyのベースとAlexのギターのユニゾンなんかは、おっ!と思わせてくれるところがあったりします。  
 
ただ残念だな〜と思うのはNeilのドラムの音が曲によってはイマイチ軽い音になってしまったところですね〜。  すべての曲に当て嵌まるとは思いませんが、私の場合は少し残念な部分がありました。  
 
それとお気付きの方もいらっしゃると思いますが、明らかにGeddyやAlexではない声のバックヴォーカルが入っていますが、これはプロデューサーであるルパートの声で、7曲目が1番分かりやすいですかね〜?  他の何曲かでもGeddyと共にバックヴォーカルを担当しています。  
 
さて、今回はどの曲を訳すかすごく迷いましたが、タイトルトラックを選んでみました。
このアルバムではNeilがより現代社会への皮肉や、はたまた自殺という行為にまで足を突っ込んで歌詞を書いています。  
Neilは歌詞は出来上がるまで、他の2人には見せないらしく、歌詞が出来あがった時点で曲に合うか試して、結局のところ歌うのはGeddyだから彼の意見を取り入れながら歌詞を書き直すという方法を用いています。
だからと言って内容を大きく変えることはなく、言葉を選んで修正しているとNeilは語っています。  
 
 

 
魔法の杖を振ることが出来たなら…
私は星々の塵で出来ている
そして血管には大洋が流れている
私は雨の中やってくるよそ者みたいに
この街の真ん中に隠れているんだ
 
夕暮れ、飛行機は滑走路を飛び上がり
星座の光を越えて行く
私は無数の家を見下ろしながら
今夜、人々が何をしているのかと考える
 
魔法の杖を振ることが出来たらなら…
私はすべてが上手くいくようにしたい
 
魔法なんか信じてないけれど
時々見えないものが見える時がある
私は調和の取れている人間じゃないから
一夜で気持ちが変わることもある
 
冬の庭にいる夢を見た
真夜中のランデブー
銀と青、そして凍てつくような沈黙
私はあなたになんてバカなことをしたのだろう
 
大量の水が広がっている夢を見た
私は海を沖へ沖へと泳いでいた
とても深く足は底につかない
私はなんて愚かだったんだ
 
魔法の杖を振ることが出来たなら…
私はみんなを自由にしてあげたい
 
魔法なんか信じてないけれど
記憶なんて不確かなもの
私は方向を指し示せる人間なんかじゃない
光よりも強い熱を発散している間は
 
聞かないでよ
私はただ自分の思いつくまま
幻想の元で気ままに疾走しているだけなんだ
解らないかな
私の熱気は上昇して
光より強い熱を発散しているんだよ
 
 
正直、この歌詞は何のことを詩にしたのかはNeilのみの知るところなんでしょうが、個人的な見解は人間の愚かさを表現したかのように取れます。まあ彼のことだから、もっと深い深い意味があるんだと思いますが…。
 
しかし、Alexのギターはアルバムを出すごとに常識はずれと言うか、まあこのアルバム以前からすでにそうですが、特にSignals以降は明らかにAlex独自のヘンテコ?ギターソロを創り出して行っているように思います。
直感的とNeilやGeddyは表現していますが、こんな風変わりなソロが弾けるギタリストはこの人以外あまり思いつきません。
因みにこのPRESTOツアーではこんなSet List でした。
 
1.Force Ten   
2.Freewill   
3.Distant Early Warning   
4.Time Stand Still   
5.Subdivisions   
6.Marathon   
7.Red Barchetta   
8. Superconductor   
9.Show Don't Tell   
10.The Pass   
11.Closer To The Heart   
12.Manhattan Project   
13.Xanadu   
14.YYZ〜Drum Solo   
15.Scars   
16.War paint   
17.Mission   
18.Tom Sawyer   
以下アンコール   
19.The Big Money   
20.2112〜La Villa Strangiato〜In The Mood
 
The Spirit Of Radio が入っていませんが、この情報記事が間違っていなければ、このツアーはほんとにPRESTO以前の何枚かのアルバム中心のSet Listになっていますね。  
それに、私の記憶ではSubdivisionsSIGNALS発売以降、ほとんど全てのツアーのSet Listから外れていないのでは?…。
 
 
次回はアメリカなどではラップを入れたりして異色の作品として捉えられ、意見の分かれた問題作ですが、その割りには売り上げが良かったアルバムでもある
ROLL THE BONESです。
(​Wri​tte​n B​y A​NAL​OG ​KID​)
 
 
 
 
 
 
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タイムマシンツアーの映像も久しぶりに観た気がしますね〜(^^;
私(たぼ)のRUSHはタイムマシンから始まったので…
まだまだアマちゃんですわ…(^^;
 
RUSHを通じて戴けた、皆さんとのご縁に改めて感謝しながら…
 
今後も夜話は続きますよ〜♪
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました〜!!
 
 
 
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ギリギリ…イケメンALちゃん…??
(*´ω`*)
 
 

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RUSH夜話(Part.15) 
 
 
皆様ぁ〜〜!大変大変おまんたせをいたしましたぁ!
(忘れないでね、このコーナーを)
今年はライヴにオフ会にと、とても充実してたもんで
ちょっと浮気が過ぎまして、(だって生に勝るものはない)
RUSHの記事も少な目ではありましたが、
CAツアーDVDの興奮も冷めやらぬ中、
ここ、RUSH夜話も再開でございますよ〜!
 
さて、アルバム4作毎に1作の割で
ライヴ作品をリリースしてきたRUSHですが、
これはファンも一番好き!って方、多いんではないでしょうか?
80年代RUSHの集大成的な作品ですね♪
 
映像で観ると、会場が作品毎に大きくなっていく…
 
くしくも、
RUSH最新ライヴ作品「Clockwork Angels Tour」では
セットリストに、この80年代の曲が何曲も!!
涙して喜んだファン多数…(のはず)
素晴らしい三人のアンサンブルと、テクニック、
でも決してくどいわけじゃない。
この何とも言えない気持ちよさに酔うんです…
すんません、長くなりましたm(_ _)m
 
では、久々〜!!
KID先生のRUSH愛溢れる解説をどうぞ〜!!
 
 
 
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A Show Of Hands
(新約・神話大全)
1988年

1.Intro
2.The Big Money
3.Subdivisions
4.Marathon
5.Turn The Page
6.Manhattan Project
7.Mission
8.Distant Early Warning
9.Mystic Rhythms
10.Witch Hunt(Part III of Fear)
11.The Rhythm Method(Drum Solo)
12.Force Ten
13.Time Stand Still
14.Red Sector A
15.Closer To The Heart

 
 

前回のLIVE盤、EXIT…STAGE LEFT同様収録時間の問題でカットされている曲も多数。  9と10のみ1986年のPOWER WINDOWSツアー時の音源で、他は1988年HOLD YOUR FIREツアーで収録されています。
 
プロデュースはRUSH本人達。  前作のLIVE盤はレコード時代及び長尺の曲も演っていたので仕方ないですが、このLIVEアルバムはCD2枚組でも良かったので、完全に近い形で収録して欲しかったというのが正直なところです。  その抜けた部分はDVDで観ることは出来ますけど、購入当時はちょっと残念だったかな?  
 
内容はこの前作のLIVE盤であるEXIT…STAGE LEFTのあとの4作品を中心にシンセの時代版RUSHがまあまあ程よく収められていて、音がいい感じで響いています。 
特にこの時期はGeddyの複雑なベースとシンセが目立つ、Geddy大忙しの時期ですね。特に前半2〜8あたりの凄さは特筆ものの出来栄えだと思います。
GeddyがWalのベースを使用していたこの時期のRUSHサウンドは非常に柔らかさ、柔軟性があり複雑なのは変わりないですが、どこか耳に残る聴きやすさもあるように感じます。
かと言って、AlexやNeilが主張してないわけではなく、2人もちゃんとこの時期の楽曲に合った、RUSHらしい演奏を展開しています。
収録曲は前作とダブらないよう配慮されていますが、ラストの15のみRUSHの代表曲ゆえ外せなかったのか、時間の問題でこの曲になったのかは不明です。  順番で言うとこの曲は後半の佳境に入るあたりが定位置でしたから、最後に演奏されたわけではありません。
Neilのドラムソロもフェードインしてくるあたり違和感があって、慣れるのに時間がかかりましたね。
しかし、やはりNeilのソロは凄い! 
欲を言えばキリがないですが、RUSHゆえに期待が大きかったのは確かで、曲がダブっても良かったので、もう少し聴いていたいそんな作品です。  ただLive感は前作・前々作Live盤のほうが上かな〜とは思います。  これは音が良すぎるからかも知れませんね。
DVD版は文句無しの内容なので、そちらを観るほうが多いかも…。
 

 
1.Intro/Big Money 2.Marathon 3.Turn the Page 4.Prime Mover 5.Manhattan Project 6.Closer To The Heart 7.Red Sector "A" 8.Force Ten 9.Mission 10.Territories/YYZ 11.The Rhythm Method (Drum Solo) 12.The Spirit of Radio 13.Tom Sawyer 14. Medley: 2112 - The Temples of Syrinx - La Villa Strangiato - In The Mood

 
 
 
 
 
Mission


炎を絶やすな
明るく燃やし続けよう
炎を守れ、夢に火が点くときまで
ヴィジョンを持った心は
使命を担う夢なのだから

彼らの情熱的な音楽が聴こえる
心に感動が湧き上がる
言葉を読み
熱気にあふれた彼らの容姿を見つめる
その特別なる存在感の秘密を知りたくて

力強い情景を感じた時
彼らの炎は生命を持った
あの本能が、
あの狩りたてる力があったならと願う

際どい使命を乗せて、魂は飛翔する
創造の力が燃え上がる
たった一つの欲望に費やされた
舞い上がる野望の高みを目指して

名を持たない財産をその手につかみ
強迫観念のような追い立てられながら、
力の虜となる
ヴィジョンを抱いた魂は
使命を帯びた夢なのだから


彼らの映像が煌きを見ていると
命のないスクリーンに光が戻るのだ
それらの美しい建物を通り抜けながら
私にもその夢が持てたらと願う

でも夢はきっかけなど必要としない
その火花を明るく保つためには
妄想が行動を起こさせ
誇りがその原動力へと変わる

そういう物を持たなければ、ささやかで
冷たい慰めにしかならないのだから
彼らがどれほど苦闘を重ねて
どれほどの苦しみに耐えたかを知るために

彼らの人生が風変わりで奇妙であったとしても
きっと彼らは喜んで
何かもう少し平凡で
それとも、何かもう少し真っ当なものに
変わっていたかもしれない

楽園の幻を求め
そのために皆、途方もない代償を払うけれど
他のなによりヴィジョンを持った精神そのものが
一つの使命を帯びた夢なのだから


 
今年は私事がいろいろあったのでペースが遅いですが、ご勘弁を…m(__)m
書き始めは収集つかない状態でしたが、最終的にはいつもどおりなんとなく書いてしまいました(^^;;
この辺りのRUSHは一聴すると簡略化された歌重視とはいえ、実は非常に難解な音作りをしていて、この時期のRUSHの評価の分かれ目となったのは仕方のないところかも知れませんね?
このLive盤以降、RUSHがどういう方向に向かってどう進化するのか、私には楽しみな時期だったとも言えます。
(​Wri​tte​n B​y A​NAL​OG ​KID​)
 
 
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つっかけでネギ買いに走るオバチャンヘアーでも、私は
この頃のGEDは好きやな〜!伸びやかな声に、Walの音もたまらんね〜☆
 
 
 
最後に、最新CAツアーからの映像を♪
公式のは全て非公開になってしまいました…
このボクが可愛くて羨ましくて…それだけで選びましたぁ(*゚▽゚*)
それも何回も行けるんやろ?ねぇキミ。
 
“Force Ten”  Clockwork Angels Tour 6-25-2013
 
 
先の予定の発表もないまま、
長いオフに入ったメンバー達は
今頃何してるのかな…♪
 
 
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RUSH夜話(PART.14)
 
 
 
皆様ぁ〜!忘れた頃にやってくる、RUSH夜話ですよ〜!
RUSHマスターでおられるKID先生の多大なるご協力のもと、
このシリーズも粛々と、14作品目までやってまいりました。
 
これは過去に私の数少ないレビューにもあるように
大好きなアルバムのひとつです。
80年代的なポップ路線と侮るなかれ、
他にはない高度な密度でのアンサンブルも見事で、
ゲディの透き通ったVoや、WALベースの艶やかな音もとても気持ちのいい、
RUSH第三期を締めくくるにふさわしい作品です。
 
では、ここから先は、KID先生に解説いただきましょ〜ヽ(*´∀`)ノ
 
 
 
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HOLD YOUR FIRE
(ホールド  ユア  ファイアー)
1987年


1. Force 10
2. Time Stand Still
3. Open Secrets
4. Second Nature
5. Prime Mover
6. Lock And Key
7. Mission
8. Turn The Page
9. Tai Shan
10. High Water
 
 
 
プロデューサーは前作と同じピーターコリンズ&RUSH。
よってその流れを踏襲しながらも、本作の特徴としてあげられるのが、Geddy のVocalがより表現力を増
していること。  大作をやらなくなってよりVocalが重要になり、ここにある意味表情を増幅させたGeddyの
Vocalの完成型が収められているのではないでしょうか?
しかも、RUSHの作品の中でもポップ度では1、2を争うVocal  Lineとメロディーがあります。
今までにはなかったVocalのゲスト、2に参加している’Til  TuesdayAIMEE  MANNのある種独特なVocalが華を添えていたり、Vocalの重要性を重視した感は一聴すれば直ぐに感じるところ。
しかしながら、バックの複雑さは相変わらずで、RUSHらしい展開も数多く聴かせてくれてます。この作品でもGEDDYのBassがかなりの位置を占めていて、WALのBassを使用していたこの時期はホントに心地良い艶々した音を響かせていました。  1や5や8なんかはその代表でしょうか?
かといってGuitarが目だっていないわけではなく、 ALEXも自身で語っているように、7のGuitar ソロは本人もお気に入りなソロで、LimelIghtと共に好きなGuitarだと言っています。
Neilは相変わらずの職人仕事。  歌詞は多様化の極みなんですが、彼の歌詞はアルバム一枚通して必ず何かのテーマがあって書いてるのは以前から変わらないものでしょう。 
今回は泰山(Tai  Shan)という中国にある山のことを詩にしていますが、Neil自身が実際自転車で中国旅行をした際の印象、もしくわ体験記を基に書かれたものでしょう。 
前作あたりから、GEDDYがBassに専念するため、4人目のメンバーとしてKeyboard プレイヤーを入れるかどうか真剣に話し合いをしたという裏話もあるくらい、この時期はKeyboardが活躍した時期でもありますね。  しかし、この話はピーターコリンズの助言で、工夫をすれば3人でもやれると結論が出て、幻の4人目になりました。  そうですよね〜? ヤッパリRUSHは3人じゃないと☆
 
(​Wri​tte​n B​y A​NAL​OG ​KID​)
 
 
 
 
 
Mission          想像力を持つ魂は、使命を持つ夢
当ブログで何度同じこと言ったかわかりませんが(^^;もう、これは私(たあぼ)のベストです!
中間のゾクゾクするアンサンブル、そしてラストのアレックスのソロは美しすぎます…
 
 
 
Turn the Page  過去から未来へ、また新しいページをめくる…
なぜにそのフレーズを弾きながら気持ちよさそうに歌える?!
 
 
 
Tai Shan
 
 
聖なる山の頂上を目指し、
7千段の階段を登る。
秋の金色が辺りを包み、
驚きな空気が漂う。

雲に覆われた山の頂上、
風は強く冷たい。
 静寂の寺院や金色に彫られた文字に吹きつける。 
私の原始的本能がどこかで目覚める。

私は山の頂上に立ち尽くし、
中国の歌が私に響く。
平和な収穫期のもやの中に古くから伝わる歌。

手を伸ばせば天国に届きそう、
お前は何百年も生き続けるんだね。
私は我を忘れ、
神秘的な雰囲気にただそこに立っている。

私が気付くと、瞬く間に雲が切れ、
一瞬の出来事。
辺りの情景があらわになり、
東の海へとつづいている。
私が観ている景色は
4000年もそこに存在していたもの。

私は時の長さを思い、
歴史の苦難を考える。
希望と渇望の唄を
中国が私に唄うのだ。
 

 
これはNeilの実体験、中国の泰山という山に登った時の思いを込めた曲。 Neilにしてはシンプルな詩で綴られています。  このアルバムにはたくさん紹介したい歌詞がありますが、今回はNeilの中国自転車ツーリング旅行の中で、1番思いがこもったであろうこの曲を選択しました。
 
(訳詞もA​NAL​OG ​KIDさんです​)
 
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今、RUSHはヨーロッパ・ツアーを敢行中です!
6月8日にはスウェーデン・ロックフェスに大トリで出演します。
 
「RUSHは初めてのフェス参加ですが?」という
ンタビューを受けて、ゲディが、
 
「これがもしうまくいけば、今後は行ったことのない
国でのロックフェスなどにも挑みたい」
 
と答えてますよ!!(ఠωఠ)きゃ?
 
 
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RUSH夜話(PART.13)
 
 
かなり間があいてしまいましたが、RUSH夜話再開です!
このアルバムをRUSHのベストと挙げられる諸先輩方が多くいらっしゃるので、
とてもレビューしにくい作品ではあります(-∀-`; )
というのも、完全後追いの私はこの作品が一番違和感を覚えたからです。
 
シンセ多様で煌びやかな音が巷にも溢れていた80年代。
ただ、RUSHは完成度の高さが半端なく、その独創性は
ほかのものと比べることができません。
何といってもゲディの跳ね回るベースや洗練されたシンセの音。
とても気持ちよさそうに歌うキャッチーなボーカル。
それをひとりでやってしまうのですから、もうこれは感動に値します。
映像で観ると、その凄さがよくわかります。
アレックスのギターはシンセの音に同調して、全体を包み込む様な
淡い色合いで、本当に素敵なのです。
その時代の音に柔軟に対応し、進化し続ける。
ひとつのジャンルでは括れない、RUSHの魅力はやはり果てしないのです。
 
 
ここからはお馴染み、ANALOG KIDさんに、魅力あふれる解説と、
ニールの詩についても詳しく語っていただきます。
訳詞もKIDさんです。
では、どうぞ〜
 
 
  
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POWER WINDOWS
(パワー・ウインドウズ)
1985年
 
 
1.The Big Money
2.Grand Designs
3.Manhattan Project
4.Marathon
5.Territories
6.Middletown Dreams
7.Emotion Detector
8.Mystic Rhythms
 
 
 
 
 
私がレコードで購入した最後の作品。この頃はまだCDなんてお高くて手が出る身分じゃなかったなあ。
ProducerはGARY MOOREなどと仕事をしていたPETER COLLINS。EngineerにはJAMES JIMBO BARTONという、このあともRUSHと関わる人達が初登場でした。前作まではRUSH&誰々とクレジットされていましたが、この作品以降、誰々&RUSHとなりました。
サウンドは前作以上に華やかなシンセの多用、複雑なGEDDYのBassが炸裂、GuitarはALEX独特なリズムGuitarが冴え渡る音になっています。RUSHらしい難解な曲の上に意外にポップな感じもあったりして、私の中ではこの作品は最初聴いた時はちょっと異色な感じなサウンドに聴こえたりしました。言葉で言うのは難しいですけど…。
先ずはいきなりの1のイントロのインパクトには驚きます。乗りのいいリズムにシンセが絡み、更にGEDDYのBass音が凄く良い、4の「Marathon」なんかもそんな感じでしょうか?
3は日本に投下された原爆についてNEILが歌詞を書いていて、もしかするとNEILは来日中に広島に立ち寄ってるのでは?と思ってしまいます。
5もそうですが、NEILは戦争や紛争に危惧を抱いている歌詞が目立ちます。前作、前々作もそういう歌詞がありましたが、このアルバムには所々に出て来ます。5の最後にこんな歌詞があります。
「奴らは無価値な大義名分の下、恥ずべきことなく銃を撃つ、言葉のアクセントやお前のシャツの色が気に入らないという理由だけで。いろんな色の旗がひるがえる時、国を分割しようとする人間より世界中の一般市民の持つ誇りのほうがよっぽど価値のあるものなのに」。
戦争ってこんな馬鹿げた理由で始まるんだということをNEILは言っているんだと思いますけど、全くその通りですね。
サウンドの話に戻すと、このアルバムはとにかくシンセがきらびやかな音になっていて、ALのGuitarはそれを補うように空間を埋めている感じでしょうか?前作同様派手さはないけど、ALはいい仕事してると思います。とにかくこのアルバムはGEDDYの歌と演奏が目立つアルバムと言えるでしょう。NEILとALEXはそれを支える役に徹しているような雰囲気さえあります。
因みにこのアルバムにはメンバー以外にゲストでKeyboard奏者、プログラミング担当のANDY RICHARDSという方が参加しています。おそらくPETER COLLINSの紹介または依頼だと推測します。
 
 
 
 
 
 
“Big Money”  (‘86PV)
 いかにも「80年代」なビデオクリップがいいですね♪可愛いふたり〜(´艸`)
 
 
 
“Manhattan Project” (‘1988 LIVE)
 
Manhattan Project
 
想像してみて。
すべてが始まったその時を、
終りを告げようとした戦いの日々を。
報復のためのある兵器。
最初の発見者が誰であれ、
それは最悪の結果をもたらすんだ。
過去にもずっとそうだった。
想像してみて。
すべてが始まったあの場所で、
1人の男が床を歩いている姿を。
どんな国でも、いつも熱心に研究を積み重ねる。
もっとも効果のある道具を作るために、
ひたすら研究に没頭するんだ。
しかし、それは想像以上のものになってしまった。
大爆発音が轟き、激しく世界を揺るがせる。
登りゆく太陽(日本)を叩き落とした。
終焉の始まり。
連鎖反応が起こり、
すべての人を巻きこんでいく。
権力者たちはくい止めようとする、
そんなものは消え去って欲しいと。
望みを持つものたちは、
絶望した人たちが何を言っても、
終りのない世界を信じている。
想像してみて。
すべてが始まったあの場所を。
彼らは国中から砂漠の中に集められた。
秘密の開発をするために。
未来ある青年たちが、
1番大きなおもちゃをもてあそぶ。
それは期待を超越したものになってしまった。
想像してみて。
すべてが始まった時のある男の姿を。
あの8月の日、
衝撃波の中から飛び出してきた
エノラ・ゲイのパイロットを。
その時、存在するあらゆる国家権力や歴史の行方は、
永久に変えられてしまった。
 
 
 
もうお気づきの方もいらっしゃるでしょう?Imagine(想像してごらん)という言葉が何度も出て来るこの曲。
これはJOHN LENNONの「IMAGINE」を参考にして書かれたようにも取れます。同じ平和を願う曲として、NEILはこのこの言葉を使いたかったんじゃないかな?と深読みします。この歌詞は日本人として知っておかなければならない事実なのも確かです。これ以前に書かれた歌詞、「Witch Hunt」や「The Weapon」、そしてこのアルバムの「Territories」や「The Big Money」にも権力や歪んだ政治を批判するかのような表現が出て来ます。NEIL自身は権力や政治だけの批判を目的として書いているのではなく、全人類に対して警告を発しているのではないでしょうか?いろんな意味に取れて、読み手に考えさせる手法はNEILの得意技ですね。

(​Wri​tte​n B​y A​NAL​OG ​KID​)
 
 
 
 
 
“Mystic Rythms” (‘1994 LIVE)
ニールがアフリカを旅した時に感じたインスピレーションが元になった曲だそう。
 
 
 
“Marathon” (‘2011 LIVE)
 
 
年代順の映像で並べてみましたが、
RUSHの歴史の長さを感じますね(^^;
 
まさに「マラソン」の歌詞、
“あまりに早く燃え尽きたりしないで、たゆまず続ける…”
 
彼らは止まることなく突き進みます♪
まだまだ楽しみは尽きませんよ〜.+:。(´∀`).+:。
 
 
 

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RUSH夜話(PART.12)
 
 
さて、RUSH夜話のコーナー再開です!
アルバム12枚目のご紹介となります。
 
今までにたった一度きり、RUSHの日本公演が実現したツアー、
「グレイス・アンダー・プレッシャー」です。
その貴重なライヴを経験された方達も
まさか、それ以降、RUSHが日本に一度も来ないなど、
誰も思われなかったでしょう。
来日を望む声は彼らに届いてはいるよう、
でも、実現には大きな壁が多すぎます。
 
一度でいいから、その音を聴かせて下さい。
ラウドな生の音を。日本で!
 
 
 
 
では、いつものようにKIDさんの
RUSH愛溢れる解説をどうぞ
訳詞もKIDさんです♪
 
 
 
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 GRACE UNDER PRESSURE
(グレイス・アンダー・プレッシャー)
1984年
 

 1.Distant Early Warning
 2.Afterimage
 3.Red Sector A
 4.The Enemy Within(Fear.Part1)
 5.The Body Electric
 6.Kid Gloves
 7.Red Lenses
 8.Between The Wheels
 
 
今回のアルバムは音楽人生長い方なら大体の方が経験しているであろう、私には欠かせない1枚。私にとってもそんな作品のひとつです。
2ndから前作まで一緒にプロデュースしてきたテリー・ブラウンと決別、新しい道を選んだRUSH、この作品はその最初のアルバム。
私にはRUSHの衝撃波を浴びたアルバムのひとつであります。
Producerにはピーター・ヘンダーソン。最初聞いた時、えらく地味な人を選んだな〜と思いましたが、実はこの時期RUSH、特にALEXはSIMPLE・MINDSU2に傾倒していて(このことは来日時のインタビューでも語っています)、彼らのProducerであったスティーヴ・リリィーホワイトにプロデュースを依頼しましたが、多忙な両者のスケジュールが合わずに実現しませんでした。
代わりのピーター・ヘンダーソンはSUPERTRUMPなどをプロデュースしてきた人で、RUSHはどちらかと言えばエンジニアとしての彼の手腕を買って起用、従ってセルフ・プロデュースに近い作品になっています。
タイトルはアメリカの大統領だった故J.F.ケネディーが好んで使っていた言葉だとか・・)
「抑圧の下でも優雅に…」
確かに良い言葉ですね。私もそうありたい。
さて内容はというと…明らかに前作までの音ではありません。
しかし期待を裏切らない新鮮なRUSHがここにあります。
仲の良かったスタッフのひとり故ロビー・ウィーランに贈った曲や
5拍子を使ったRUSHらしい展開の曲など聴きどころはかなり満載であります。
全体的にはElectric・Drumの使用、唸るGEDDYのBass。ALのGuitarはシンプルなんですが、聴く人が聴けばニヤッとする部分も多々ありな作品に仕上がっています。
先程書いたように今までのRUSHとは違います。
前々作の最後の曲「Vital Signs」から方向性が少しづつ変わって来て、前作で実験を試みた後の今回。これ以降3作品のRUSHはシンセサイザー多用の時期で、LIVEではGEDが1番忙しかった時期ですね。今もかな?

私は邦題は陳腐なものが多くてあまり好きではありませんが、この曲はセンスのある邦題だと思います。
 
 
Distant Early Warning
(彼方なる叡智が教えるもの)
 
Distant Early Warning & New World Man   (RUSH IN RIO 2002)
 

 不吉な風が起こり、街の平野を吹き抜ける。
重水の中で泳ぐ奴などいないし、
酸性雨に響く歌声も聴こえない。
赤い警報、警報。

 回転ドアを抜けながら、一緒にいることは
容易いことではない。
話し掛ける誰か、床を拭く誰かが必要。
不完全、不完全。

 世界が私の肩にのしかかり、
私はどうすれば善いのだろうか?
時々お前は私を狂喜させるが、
実はお前が心配なんだ。

 お前にこれから起きることが
何の相違もないと解ってはいるが、
私は氷山の一角にしか思えない。
お前が心配だ。

 衛星から見るお前の元を航海する。
警告から1頁とり、
目の前に置いてみればいい。
赤い警報、警報。

 道なりの左右、
若気の善悪。
真実は真実でないという直面に
誰が遭遇出来るのだろう?
退廃、完全。
 アブサロム、
アブサロム、
アブサロム。
 

 ※アブサロムとはタビデの愛児。
父に背いて戦死した(英和辞典より)


 このアルバム全体を通して、NEILの歌詞は現代から未来への警鐘を表現したものが占めています。
 一曲一曲解説しようとしましたが、このアルバムは難しいですm(__)m
 
(​Wri​tte​n B​y A​NAL​OG ​KID​)
 
 

 
イメージ 2
 
 
 
“Afterimage”  この頃のニール先生、ステキ〜
 
 
 
 
 
 
"The Body Electric"      Live in Columbus 9-20-2012
 

RUSHは只今、怒涛のツアー真っ最中です。
クオリティを落とすことなく、更に新しいことに挑戦し続ける姿勢に
感動をもらいます。元気をもらえます。
デビューから再来年で40年。
まだまだ走り続ける彼らを、私は最後まで追い続けますよ。
 
 
 
 
 
 
 

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