クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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1.ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調作品95「新世界より」
2.ヤナーチェク:シンフォニエッタ

ウィーン交響楽団
指揮:ヤッシャ・ホーレンシュタイン
REC:1952[1],1955[2] (Vox 7805)


 先日、ホーレンシュタインの指揮によるブルックナーの交響曲第5番を聴いてこの指揮者意外と面白いなと感じてしまったので若かれし時の録音を少し聴いてみたい。
 今日は上記から1曲目の「新世界」交響曲を。

 ホーレンシュタインがウィーン交響楽団と1952年にVoxに録音したもの。モノラル録音ということもあって音質は望むべくもないが晩年のBBC響とのブルックナーに通ずるような凄腕のオーケストラ・ドライヴィングである。少々強引さも感じるほどテンポをぐいぐいと変化させ引っ張る様子はこの指揮者の恐るべき力量を感じさせる。
 サウンドはごつごつしていてお世辞にもいいとはいえないがこの強引なテンポの揺らし方には唖然とする。しかしそれが次第にしっくりとはまってくるから不思議だ。
 鉄の塊がうねるような第1楽章。荒涼とした荒れ地を感じさせる殺伐とした第2楽章。猪突猛進の第3楽章。一切の妥協を感じさせない分厚いサウンドで演奏しきった、極めて熱気に溢れた第4楽章など、聴き所満載である。
 頑固一徹の職人的、オヤジ的なサウンドには妙に引き込まれる。最近はここまで個性的な演奏は聴けないだろう。音質は悪い事を承知していただければこの演奏の価値観は高いと思う。

閉じる コメント(2)

ホーレンシュタインのブルックナーは私も好きな演奏の一つです。この「新世界より」も是非一聴してみたい演奏ですね。

2008/11/7(金) 午後 10:21 JUNOZA

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JUNOZA様>コメントありがとうございます。ホーレンシュタインの指揮はオーケストラを引っ張っていく様子が感じられます。このCDももっと録音状態がよければ文句ないのですが。それを差し引いても個性的な素晴らしい演奏です。

2008/11/8(土) 午後 9:05 ちぇり


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