クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調

ロシア国立交響楽団
指揮:エフゲーニ・スヴェトラーノフ
REC:1995(Venezia CDVE 04234)

1991年に完全に崩壊したソヴィエト連邦。今日聴くのはソヴィエト国立響(現ロシア国立響)とエフゲーニ・スヴェトラーノフの指揮による全集からの一枚。この録音は1995年だから正確にはソ連崩壊後のロシア国立響の演奏ということになるだろう。
 とにかく濃厚で熱狂的な凄まじい演奏である。冒頭のトランペットの音からして尋常じゃない。音をふるい絞って出すような音はさすがロシアのオケ。しかしながら音楽そのものはある一定の節度を保ちながら整然と運ばれる。言葉を羅列してもあまり意味がないかな?とにかく聴いていただきたい。
 第1楽章はやや遅めのテンポで進められ鉄のように重いサウンドで進められる。冒頭のトランペットのフレーズは強烈に重く濃厚だ。第2楽章は荒削りで妙に整然と進められていく。やはりその音はやはり重い。
 第3楽章におけるごつごつとしたサウンドと直接的な音の感覚にマイルドで複雑なマーラーのサウンドは微塵にも感じられない。第4楽章のアダージェットはこの音楽のささやくような憂いを表現した佳演であるがやはり直接的なサウンドに閉口する。
 終楽章における音楽は出だしのホルンは意外にもマイルドであるがその後出てくるオーボエをはじめとした木管楽器の音色を聴くにつけてもロシアのオーケストラだよなあと感じさせてくれるに十分すぎる熱い音色を聴かせてくれる。だがしかし音楽そのものは抑制を保ちながら整然と奏でられ大変好感が持てるがフィナーレにおけるスケールの大きさには感心した。さすがである。
 旧ソ連、ロシアのオーケストラの音色を堪能できる一方でこのスヴェトラーノフという指揮者の力量をも感じる事の出来る大変素晴らしい全集の一枚であった。

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この人による演奏は色々な意味で面白いと感じています。この人のマーラー聴いていませんが何となく想像できる部分もありそうです。しばらくはポツポツとこの人の盤を集めるような気がします。

2005/12/28(水) 午前 0:36 白髪ばっは

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白髪ばっは様>コメントありがとうございます。スヴェトラーノフといえばCANYONレーベルからいろいろと録音が出ていますね。チャイコフスキーの交響曲なんかもいいですよ。

2005/12/28(水) 午前 1:02 ちぇり


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