クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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マーラー:1.交響曲第5番嬰ハ短調
     2.リュッケルトの詩による5つの歌

Ms:ジャネット・ベーカー[2]
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
指揮:サー・ジョン・バルビローリ
REC:1969 (TOCE-3240-41)

 イギリスの偉大なマエストロ、サー・ジョン・バルビローリ。長らくイギリスのマンチェスターにあるハレ管弦楽団で首席指揮者を務めた。今日の演奏は1964年から77年まではニュー・フィルハーモニア管弦楽団という名称で活動した時期のフィルハーモニア管弦楽団との演奏。
 演奏は大変呼吸の深いふくよかな音色に包まれている。指揮者の人柄に音楽も近寄ったのかもしれない。1969年の録音ということもあり音質は強奏部でやや音が割れてしまうなどいまいちの部分もある。
 第1楽章における演奏は大変懐の深いスケールの大きな音楽となっていて先にも申し上げたがふくよかなサウンドに包まれた優しい音楽に仕上がっている。
 第2楽章も同様にテンポは遅めでじっくりとフレーズ取りやブレスが大変深い説得力のある演奏となっている。ただやはり強奏部における音質の悪さは耳につく。ごつごつとしたサウンドに不満が残る。
 第3楽章はゆったりとした呼吸とフレーズに満ちている。音の立ち上がりがやや曖昧で遅く感じられるので、音楽の輪郭がややボケて聴こえる。音楽が始まって1:30くらいからのつまったようなリズムの取り方が大変ユニークだ。以前聴いたダニエル・ガッティ指揮するロイヤル・フィルの演奏の奏法にそっくりだったので驚いた。温かみに満ちた優しい演奏だ。
 第4楽章のアダージェットは緻密さや官能的な美しさには欠けるけれども叙情的な演奏だ。ただやはり音質に問題があると思う。野太くごつごつしたサウンドがこの音楽にはあっていないように感じてしまう。
 終楽章も大変マイルドな音色だ。テンポは総じて遅めでゆっくりとたっぷりと歌う演奏となっている。音楽にとげとげしさがなくて大変優しく平和な演奏だ。
 バルビローリは大変温厚な紳士であったらしいがまさに音楽がその人柄を語っているようである。マーラーの音楽から激しさをすべて取り除いたような温和で優しい演奏となっている。
 ちなみにバルビローリのマーラーの録音にはベルリン・フィルとの第9番が大変有名。まだ未聴なのでいつか聴いてみたい。

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ランダムから参りました。オイラもクラシック好きで、特にマーラーは大好物です。バルビローリも大好き。彼のマーラーはCDの出てる曲は全部持ってますが、やっぱ、9番がベストですね。ぜひ聴いてみて下さ〜い。

2006/1/13(金) 午前 1:45 オイラ

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pangealove様>コメントありがとうございます。バルビローリによるマーラーの第9番はまだ聴いた事ないので聴いてみたいですね。バルビローリの演奏は第5以外もやっぱりほんわかしているのでしょうか?

2006/1/14(土) 午前 11:37 ちぇり

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そうですねぇ。オイラ的にはバルビローリって、温厚な紳士然としたヴィジュアルの割に、けっこう熱い演奏をする人というイメージなのですよ。特にライブとか聴くとそう思います。スタジオ録音だと激しさはあまり表面に出ないんですけどね。

2006/1/15(日) 午前 1:34 オイラ

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pangealove様>コメントありがとうございます。バルビローリによるマーラーのライヴ演奏はBBC LEGENDS から3,4,7番が出ているようですね。激しい演奏になっているのでしょうか。聴いてみたいものです。

2006/1/15(日) 午後 0:48 ちぇり


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