クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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CD1/1.レーガー:ピアノ協奏曲へ短調
    2.ツムリンスキー:詩篇第23番〜合唱と管弦楽の為の 作品14
Steven de Groote(Pf)[1]
スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団[2]
南西ドイツ放送交響楽団
指揮:ミヒャエル・ギーレン
REC:1987[1],1988[2] (VIRTUOSO 7004)

CD2/マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
ウィーン交響楽団
指揮:ハンス・スワロフスキー
REC:1963 (VIRTUOSO 7004)

以上CDよりCD2を。

 ハンス・スワロフスキー。アバドやメータが師事した指揮者である。
 とにかく即物主義的な演奏で、楽譜を忠実に再現した演奏になっているといえる。主観や余計な感情を一切排した演奏である。これほどまでに客観的で感情を排した演奏はない。昨日の優しいバルビローリの演奏やバーンスタイン、シェルヘンなどの演奏とはまさしく対極をいく演奏だ。シノーポリの演奏スタイルに似たような部分もあるがより鋭角的で先鋭的な演奏だ。オーケストラも大変端整にしかも正確に演奏されていて申し分ない。
 スワロフスキーというといかにも怪しいレーベルから(昔はPILZや最近はクアドロマニアなど)ベートーヴェンやブラームスの演奏が出ていたが録音や演奏が大変しょぼくて、いまいちこの指揮者の実像が捉えられないことが多かった。しかし今回のこのCDは録音状態も良く演奏も一流だ。演奏をしているのはおそらく長らくアーノンクールがチェロ奏者を務めたことでも知られている、ウィーンコンツェルトハウスを本拠地に構えるあの「ウィーン交響楽団」に違いないだろう。
 ちなみにこのCD、2枚組の一枚でもう一枚は最近評価の高くなっているミヒャエル・ギーレンによる現代音楽集が収録されている。手兵、南西ドイツ放響との演奏だ。こちらもなかなかのものである。どこかで見かけたら是非手にとって頂きたいCDである。


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