クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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モーツァルト

1.ピアノ・ソナタ イ長調 K.331
2.8つのメヌエット K.315a
3.ピアノ・ソナタ ヘ長調 K.332
4.6つのドイツ舞曲 K.509

バルト・ファン・オールト(フォルテピアノ)
アントン・ヴァルター1795年モデル(クリス・メーネ2000年製作)
REC:2005(Brilliant 93025/8)

 モーツアルトイヤーにまた素晴らしいCDが出た。今や廉価盤の王様たるブリリアントクラシックスからの新譜。全14枚で5000円前後。現状もっとも完全な鍵盤楽器のための全集らしいし珍しい音楽も多数含まれている。しかもフォルテピアノでの演奏。フォルテピアノは今のピアノの先祖にあたる楽器である。
 チェンバロだと音も小さく表現の幅も小さい。そこで改良されたのがこの楽器。モーツァルトの時代にはチェンバロと共に全盛であったようだ。その音はチェンバロほど素朴ではないしピアノほど豪華でない。音の一つ一つの輪郭がはっきりとしていて、それでいて瑞々しい透明感に満ちた音色。
 今日はそんなフォルテピアノによる演奏でモーツァルトの鍵盤楽器の中でも非常に有名なトルコ行進曲を含む「ピアノ・ソナタ(第11番)イ長調 K.331」から聴いてみた。この作品は言わずと知れた大変有名な楽曲。第1楽章の子守歌風のテーマによる変奏曲もとても親しみやすい音楽だ。個人的にはモーツァルトのピアノのための作品の中で一番好きな作品だ。
 「8つのメヌエットK.315a」は1773年モーツァルト17歳のときに作曲された8つの小品からなるとても軽いノリの楽曲。
 トルコ行進曲のソナタと同時期(1783年)に作曲されている「ピアノ・ソナタ(第12番)ヘ長調 K.332」も隆々たる第1楽章と叙情的な第2楽章。豪華に始まりかなり派手な第3楽章など、どれもモーツァルトの魅力たっぷり満喫できる。
 最後は1787年にプラハで書かれたといわれる「6つのドイツ舞曲 K.509」。管弦楽で演奏されることも多い。
 演奏はこの偉大な全集に挑んだのはオランダのフォルテピアノ奏者、バルト・ファン・オールト。フォルテピアノの音色を満喫できる。またこの音色とモーツァルトの楽曲が素晴らしくマッチしていてこの演奏を聴いてしまうといわゆるピアノによる演奏に対して少し違和感を覚えるかもしれない。ただイ長調のソナタの終楽章「トルコ行進曲」におけるテンポがかなり恣意的に揺らされていてちょっと耳についていただけなかったのは残念。

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この盤興味を惹きます。フォルテピアノもいいですし、6つのドイツ舞曲が鍵盤で聴けるのが嬉しいかもしれません。

2006/4/5(水) 午前 0:01 白髪ばっは

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白髪ばっは様>この盤は本当に安いし体系的にモーツァルトの鍵盤楽曲をそろえるのには現状完全なものだと思います。ブリリアントの回し者ではありませんが手元において損はないと思います。このボックスCDにのレビュー続けたいと思います。

2006/4/5(水) 午前 0:40 ちぇり

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私もブリリアントと良い思いをさせてもらっています。テレマン、フォーレ等々。レビューは大いに参考にさせていただきます。

2006/4/7(金) 午前 0:03 白髪ばっは

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白髪ばっは様>コメントありがとうございます。今月はこのボックスを気長に徐々にレビューしていきたいと思います。宜しくお願いします。

2006/4/7(金) 午前 0:51 ちぇり


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