クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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1.エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 作品85
2.ディーリアス:チェロ協奏曲

 ジャックリーヌ・デュ・プレ(Vc)
 ロンドン交響楽団[1]
 指揮:ジョン・バルビローリ[1]
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団[2]
 指揮:マルコム・サージェント[2]
 REC:1965(EMI TOCE3098)

 「ほんとうのジャックリーヌ・デュ・プレ」1999年のイギリスの映画。ジャックリーヌ・デュ・プレといえばイギリスの生んだ有名な女流チェリスト。演奏家として絶頂にあった28歳で多発性硬化症にかかり、長く苦しい闘病生活の後42歳で亡くなるという悲劇的な人生を歩む事になる。ピアニスト、指揮者として有名なダニエル・バレンボイムと結婚していた事でも知られている。
 映画ではジャックリーヌの栄光とその病によってすべてを失う孤独、一流の演奏家としての個人とひとりの女性としての個人を非常に分かりやすい対比で描き出している。姉の視点でひとりの「女性」としてジャックリーヌを描く事によってこの映画のエッセンスを引き立てることに成功している。
 この映画のBGMでとかく印象的だったのがエルガーのチェロ協奏曲。この映画に触発されて聴いたのがこのCD。デュ・プレ20歳のときの録音。若さがほとばしりまさに直感で一気に演奏していくようだ。それはまさに霊感を得た妖精が演奏しているような神がかった演奏だ。
 このエルガーの協奏曲はジャックリーヌの18番であった事もあり代表的な演奏といえる。全曲を覆う暗さと決然とした演奏が困難に立ち向かうひとりの女性の人生を凝縮したようで素晴らしい。名演であると言っていい。
 併録されているのはディーリアスのチェロ協奏曲。切れ目なく演奏される協奏曲。ディーリアスらしい抽象的で幻想的な世界に聴くものをいざなう。
 
 神様はいかに寛大で時に残酷か。ジャックリーヌはその人生をチェロという楽器にすべてを映しその運命に翻弄された悲劇の人だと思う。それゆえそれが持つ演奏には神?否、まるで悪魔が潜んでいるかのようだ。

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う〜ん、読んでいて、映画もCDも体験したくなりました。

2006/5/7(日) 午前 7:41 [ - ]

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はいどう様>この映画、音楽云々抜きでも十分楽しめますよ。音楽のほうもいいですよ。

2006/5/7(日) 午後 4:59 ちぇり


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ちぇり
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