クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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モーツァルト:ピアノ協奏曲全集(5)
1.ピアノ協奏曲第16番ニ長調 K.451
2.ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453

マティアス・キルシュネライト(Pf)
バンベルク交響楽団
指揮:フランク・ベールマン
REC:2004 (ARTE NOVA 82876 82576 2-5)
 

 1784年という年にモーツァルトは6曲のピアノ協奏曲(第14番〜第19番)を作曲している。
 1781年以来ザルツブルクを飛び出してウィーンに定住するようになったモーツァルトは予約演奏会という形式のコンサートを開き作曲家として演奏家としての名声を確立していく。その中でもっとも中心的な役割をもって作曲され演奏されたのがこのピアノ協奏曲というジャンルの作品群だ。
 
 このなかで1984年に作曲された6曲のピアノ協奏曲はその音楽的な充実と名声を追体験できるように完成度と音楽的発展が強く感じる事の出来る重要な作品群といえる。
 
 専門家によれば第15番から第17番にいたる3曲を「大協奏曲」としてそれ以前と区分けしているようだ。


ピアノ協奏曲第16番ニ長調 K.451

 K.450(第15番)の協奏曲の1週間後に完成された。サロン的な雰囲気は完全に息を潜め極めてシンフォニックに書かれている。大編成のオーケストラを要する規模の大きい楽曲として当時より評判の楽曲だったようだ。
 
 ちなみにこの協奏曲の第2楽章の一部に関して姉のナンネルが「退屈」であるという指摘があったらしくモーツァルト自身その部分に装飾を加えたらしい。確かに少々第2楽章は(両端の楽章が充実していすぎるせいか)間延びしてしまう(とんでもなく美しい楽想なのだが!)かもしれない。


ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453

 K.449の変ホ長調の協奏曲(第14番)と同様モーツァルトの弟子で優秀なピアニストであったバルバラ・フォン・プロイヤー嬢のために作曲された第2作目の作品。
 
 「天真爛漫」という言葉がぴったりくる底抜けに明るい楽曲だ。管楽器が主要な旋律を担当するなどサウンド的にも大変豪華で厚みのある音楽だ。
 
 特にこの第3楽章は変奏曲風に仕立てられていてこの変奏における主題はモーツァルトが飼っていたムク鳥の「シュタール」がさえずることの出来た旋律をもとにしているといわれている。実にユニークな旋律で愉快で溌剌とした楽曲だ。
 後の「魔笛」のパパゲーノのアリアをふと思わせるような快活な音楽だ。

 
 キルシュネライトのピアノは細部に渡るまで正確でありながら、それぞれの旋律を実にはっきりとメロディックに演奏していて、安心しながら快活な気分にさせてくれる。
 
 フランク・ベールマンの指揮によるバンベルク響の伴奏もキルシュネライトのピアノに実にマッチしていて呼吸はぴったり。濃密な音色と快活なリズム。両者、素晴らしいの一言!

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モーツァルトのP協No16〜17は、モーツァルトのP協に変化が感じられ、貴重な音楽だなと思う。No19以降になると、また大きな変化がありますね。

2006/9/10(日) 午後 1:22 JUNOZA

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確かにこのへんの協奏曲からモーツァルトの内面の深みが感じられますよね。

2006/9/10(日) 午後 4:55 ちぇり


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ちぇり
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