クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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プロコフィエフ
1.交響曲第6番変ホ短調作品111
2.交響組曲「ワルツ集」作品110

ウクライナ国立交響楽団
指揮:テオドレ・クチャル
REC:1994(NAXOS 8.553069)

交響曲第6番変ホ短調作品111

 さて今日は難解で複雑怪奇なプロコフィエフの第6交響曲をおなじみNAXOSレーベルから聴く事にする。とにかく気が進まない。この音楽のどこに魅力を覚えたらいいのだろうか?素人の私にはいいまひとつピンとこない。思わずジダーノフ批判に賛成してしまう。演奏はウクライナ国立響とテオドレ・クチャルの指揮によるもの。

 ゲルギエフの真逆を行くような扁平な演奏だ。意味のよく分からない音楽を退屈な演奏で聴くほどいい睡眠薬はないだろう。例にもれずこの演奏の録音も残響の大きい散漫としたサウンドでまったりとしたしまりのない雰囲気に包まれる。

 したがって各楽章の特徴づけも曖昧でみんな同じように感じられてしまう。ゲルギエフの演奏から比べると(良い悪いは別として)とてもゆったりと聴く事が出来るという事が唯一といっていい救いだ。


交響組曲「ワルツ集」作品110

 併録されているのは、録音は珍しい6つのワルツからなる交響組曲「ワルツ集」。どういった理由でこの楽曲が編纂されたのか詳細は分からなかったがプロコフィエフの歌劇「戦争と平和」(第1,5曲)バレエ「シンデレラ」(第2,4,6曲)映画音楽「レールモントフ」(第3曲)からそれぞれバレエ音楽が抜粋されて6曲からなる組曲に編まれたものである。

 前述の第6交響曲とはうって変わり比較的親しみやすいワルツである。6曲すべてがロシア情緒にあふれたどこかに憂いを持ったような暗めの旋律が基調となっている。ただ随所にプロコフィエフ独特の難解でひねくれたような旋律が突然出てきては聴くものを当惑させる事も。単純にワルツを楽しみましょうという感じではない。

 個人的には3曲目の映画音楽「レールモントフ」からの楽曲「メフィスト・ワルツ」が好きだ。


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