クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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プロコフィエフ
1.交響曲 第3番 ハ短調 作品44
2.交響曲 第7番 嬰ハ短調 作品131

ウクライナ国立交響楽団
指揮:テオドレ・クチャル
REC:1994 (NAXOS 8.553054)

交響曲 第7番 嬰ハ短調 作品131


 毎度このコンビによる演奏は録音の状況が響きすぎて(弦楽器なんてシンセサイザーの音に聞こえてしまう)どうにも聴けた代物ではないと批判を続けてきたのだがこの第7交響曲に関してのみそれほど残響は気にならない。しっとりとした伸びやかな演奏にうっとりとしてしまう場面もあり今までの交響曲の演奏とは印象が違う。

 特に木管楽器の音色のほの暗さをたたえた美しい音色が印象的。クチャルの音楽作りは大変丁寧でいわゆる音楽における「行間」のようなものを感じる事ができて大変落ち着いていて真に迫る音楽に脱帽する。

 同コンビによるプロコフィエフの録音中、第1交響曲や第2交響曲を聴いたときに感じえられた好印象を思い出した。おそらく同シリーズ中この第7交響曲がもっとも成功した演奏といえるだろう。

 しっとりと妖艶に聴かせてくれる場面と疾風のごとくに攻撃的な側面の両面を感じさせてくれる。第3楽章における絶妙なテンポ感と(少々響きが大きく気になるが)実に温かいサウンドはリラックスして安心して聴く事が出来るし大変好感が持てる。

 元気のいい終楽章は強奏で終わるバージョンを採用している。一定の気品を内包した落ち着きのある演奏で場面場面による雰囲気の変化もきちんと持ち合わせている。

 確かに響きすぎる録音は否めないとしてもこの楽曲に関してはそれほど気にはならなかった。この楽曲のエッセンスを遺憾なく堪能できるいい演奏で好印象。


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