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プロコフィエフ
1.カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」作品78
2.バレエ組曲「ロメオとジュリエット」より
1:イリーナ・アルヒーポヴァ(Ms)
フィルハーモニア合唱団
フィルハーモニア管弦楽団
指揮:リッカルド・ムーティ
REC:1982
2:フランス国立放送管弦楽団
指揮:セルジュ・チェリビダッケ
REC:1974
(LIVE CLASSIC BEST LBD-114[CD2])
バレエ組曲「ロメオとジュリエット」より
フランス国立放送管弦楽団
指揮:セルジュ・チェリビダッケ
REC:1974
先日聴いた神々しいほどに姿を変えたチェリビダッケ、シュトゥッガルト放響による「ロメオとジュリエット」。「モンターギュ家とキャピュレット家」(全曲版では「騎士たちの踊り」)が収録されていないことが唯一の名残であったが海賊版であるがチェリビダッケがフランス国立放送管を振った「ロメオとジュリエット」の「モンターギュ家とキャピュレット家」が収録されているCDが存在した。
この音源はおそらく1974年の6月に第19回ローザンヌ音楽祭でのライヴ録音として出回っている音源の一部であろうと推測される。
当日のプログラムはラヴェルの「道化師の朝の歌」、マルタ・アルゲリッチをソリストに迎えたシューマンのピアノ協奏曲。そしてプロコフィエフの「ロメオとジュリエット」第1,2組曲からの抜粋だ。
このCDにはこのライヴ音源からプロコフィエフの「ロメオとジュリエット」のみの収録である。実際のライヴでは何曲が演奏されたのかはここでは不明であるがこのCDに「ロメオとジュリエット」から抜粋され収録されている楽曲は以下の5曲。
モンターギュ家とキャピュレット家
別れの前のロメオとジュリエット
アンティーユ島から来た娘たちの踊り
ジュリエットの墓の前のロメオ
タイボルトの死
やはり海賊版ということもあり録音状態はそれほどいいとはいえないがそれでも十分にチェリビダッケの息使いが感じられる演奏だ。
チェリビダッケは1974年から75年の1年間フランス国立放送管弦楽団の首席客演指揮者を務めておりこの時期の演奏であると推測される。ちなみにこのフランス国立放送管弦楽団は1975年の1月に組織の再編などに伴ってフランス国立管弦楽団と改称して現在にいたっている。
1981年のシュトゥッガルト放響との演奏には足にも及ばない演奏であるが若々しく勢いのある激しい演奏をここでは聴かせてくれる。この録音は手を変え品を変えさまざまな海賊版CDで存在した(今はよくわからない)ようでありそういった意味においても正規の録音でもないし状態も良い訳でもないのでお勧めは出来ない。
ただ参考としてもしも偶然に(中古CD屋などで)出会えたら手元にあっても良いかもしれない。
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