クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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ブラームス
1.交響曲 第2番 ニ長調 作品73
2.交響曲 第3番 ヘ長調 作品90

クリーヴランド管弦楽団
指揮:ジョージ・セル
REC:1967[1],1964[2]
(SONY SBK 47652) 

 セル/クリーヴランド管の真骨頂がこの演奏で存分に味わう事が出来る。第2交響曲で感じたときの微妙な違和感はなくまさにこの楽曲においては完璧に近い演奏であろう。

 第1楽章からとにかく熱気に溢れ鬼気迫るものがある。この熱さは決して爆発する事はない。これがセルの真骨頂なのだ。見事に統一された熱気、統率された熱狂とも言うべきか、この演奏からは熱い鉄の意志を感じる。

 第2楽章においては素朴な旋律の移り変わりなどにおける細かな配慮が各所で感じられアンサンブルの密度の濃さを再認識させられる。

 有名な哀愁漂う第3楽章においても、旋律そのものにとらわれることなく、感傷的にならずに、音楽を丹念に織り込んでいくのだ。したがって仕事の細かい繊細かつ深みのある見事な音楽の織物が仕上がっている。曲の後半において第1楽章で感じた「統一された熱気、統率された熱狂」が「繊細の織りなす深み」を伴って心に響く。鳥肌が立った。

 終楽章は言葉がない。「音符と音符の間に空気すら入らない感じ」とは第1交響曲のときに感じた事ではあるがここではこの言葉が一番当てはまる。呼吸する時間も与えずに「統一された熱気、統率された熱狂」が一気に音楽を駆け抜けていく。もっと具象的に表現するのであれば、特に「アウフタクト」の間の取り方が象徴的なのであるが、ほんの少し前のめりに拍をとっていく。しかもエッジの効いたカミソリのようなアインザッツ。この二つのポイントが息をもさせぬ緊張感とスピード感を聴くものに与えるのだ。

 欲を言えばもう少し録音状態がよければと思う(音質というよりも編集の部分)が、とにかく素晴らしい演奏である。息も出来ない、「統率された熱狂」に聴き手が興奮し「熱狂」するに違いない。

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