クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

全体表示

[ リスト ]

イメージ 1

ブラームス
1.交響曲 第4番 ホ短調 作品98
2.大学祝典序曲 作品80
3.悲劇的序曲 作品81

クリーヴランド管弦楽団
指揮:ジョージ・セル
REC:1966
(SONY SBK 46330)

 ブラームスの第3交響曲で必聴の名演を聴かせてくれたセル/クリーヴランド管による第4交響曲を聴く。

 結論からいうとどこか物足りなさが残った。

第1楽章はブラームスの枯淡の極地とも言える渋い音楽であるが音楽にやや推進力がなく時々失速したように不意に空虚に陥ってしまう。その瞬間聴き手は集中力を突然失うのだ。
 
第2楽章は非常に遅いテンポでなんとなく無気力に淡々と音楽が流れてしまった。
 
第3楽章も快活なのだけれどもどこか吹っ切れない。リズムが重くて何かに引っかかっていて引きずるようだ。
 
終楽章は録音のせいもあるのかもしれないがスケールが小さくこじんまりとした印象を与える。弦楽器と管楽器のアンサンブルが時に乱れ何か意味が良くわからなくなってしまう。
 
セルにしては珍しいくらいの凡演といえるかもしれない。終始リズムに切れがなく何かこの楽曲をもてあましているという感じだ。何がしたいのか良くわからない中途半端極まりない演奏といえる。本当にセルの演奏なのであろうか?と疑いたくなるほど。
 
第3交響曲が素晴らしい演奏であったので期待したものの見事に裏切られた感じだ。

 併録されている「大学祝典序曲」「悲劇的序曲」は両曲ともセルの真骨頂である切れ味のある鋭いリズムとタイトで鉄壁のアンサンブル、完璧な統率下にある「熱気」に溢れた名演だ。この2曲は本当に素晴らしい。
 
 それにつけても第4交響曲の中途半端さは一体なんだったのだろうか?

閉じる コメント(2)

顔アイコン

セルのブラームスは懐かしいですね!機能的な演奏はやはり魅力でしたね!!

2007/5/1(火) 午後 11:44 [ maskball2002 ]

顔アイコン

maskball様>コメントありがとうございます。セル/クリーヴランド管の演奏はある意味においては非常に模範的でスタンダードな演奏といえますね。硬派で凛としたブラームスです。

2007/5/2(水) 午前 0:00 ちぇり


.
ちぇり
ちぇり
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

ブログバナー

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
検索 検索

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事