ベートーヴェン 1.交響曲第1番ハ長調作品21 2.交響曲第2番ニ長調作品36 アンサンブル・オーケストラル・ドゥ・パリ 指揮:ジョン・ネルソン REC:2006(Ambroisie AM9993) 第1、第2交響曲ともにとても洗練された歯切れのいい音楽になっている。それでいて弦楽器の伸びやかで豊かなサウンドが特徴的。オリジナル楽器のあのピリオド奏法とモダン楽器における豊かな響きの両方が介在する折衷的な響きが特徴的だ。 第1交響曲においては第3楽章のスケルツォ風の楽曲に関しては溌剌とした音楽が特徴的であるし終楽章はこの溌剌さに加え小気味いいリズム感が快感だ。室内管弦楽団らしくアンサンブルが濃密で各パートがまるで会話をするかのように呼応し合いなんとも楽しい演奏である。縦のラインもきっちりとしていて精緻な演奏でありながら豊かなオーケストラの響きがこの演奏に幅を与えている。 第2交響曲は芯のしっかりとしたサウンドに風格が伴った感じで堂々とした音楽に共感が持てる。スピード感、はきはきとしたリズム感、ふくよかな音響。すべての要因が必要なところで必要に応じて効果的に主張するために全体の音楽のバランスがきちんと整っているのが特徴的。 決してメジャーでないこの2曲を有機的にアナライズし表現した佳演だ。なにしろ音一つ一つがとても生命力に満ちていて自発的で楽しいのだ。 気になるジャケットはパリのエッフェル塔。都会的でおしゃれなジャケットに一目ぼれ。ちなみに5枚組のボックスの写真と同じ。 ホグウッド/エンシェント室内管の同曲演奏
第1交響曲:http://blogs.yahoo.co.jp/qq473ms9/23256734.html 第2交響曲:http://blogs.yahoo.co.jp/qq473ms9/23421854.html |

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