クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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ブラームス
ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83

ルドルフ・ゼルキン(Pf)

クリーヴランド管弦楽団
指揮:ジョージ・セル
REC:1966
(SONY SBK 53262) 

 ピアノ協奏曲第1番の後22年という長い年月を経て作曲されたのがこの第2番のコンチェルト。情熱的な第1番と比べてその情熱はより深淵で痛切である。

 洗練された音楽と完璧なまでの風格がこの作品にはある。通常3楽章からなる協奏曲を4楽章の構成にしているあたりから時の名人芸的な協奏曲とは一線を画する作品となっていて、独奏ピアノとオーケストラのための交響曲ともいえる格調高い名作となっている。

 白眉の音楽は第2楽章のスケルツォ楽章であろう。心を根底から揺さぶるようなロマンティックな熱情を帯びたメロディに言葉を失う。管弦楽とピアノの理想的な距離がこの音楽を引き立てているのは間違いがない。どちらも主役であり脇役であるのだから。

 ゼルキンのピアノとセルに率いられたクリーヴランド管の端整で品格のある演奏とこの素晴らしい楽曲がこの音楽という現象を完璧に再現し証言することに成功している。

 音楽も演奏もとにかく素晴らしい。


 例によってこのディスクにはオーマンディ/フィラデルフィア管の伴奏によるR.シュトラウスによるピアノと管弦楽のための楽曲「ブルレスケ」が収録されている。これはまた後日聴く事にしよう。

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