クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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レスピーギ
ローマ三部作
1.交響詩「ローマの祭り」
2.交響詩「ローマの噴水」
3.交響詩「ローマの松」

ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:エンリケ・バティス
REC:1991
(NAXOS 8.550539)

 管弦楽曲の中でもそのスケールの大きさからいって最高の楽曲といって差し支えないであろうレスピーギの「ローマ三部作」。

 バティスの猪突猛進型のダイナミックな音楽が遺憾なく展開されていく。強烈な金管楽器の咆哮、突き進む音塊。どの部分をとっても録音には収まりきらない。

 オーケストラは昨日に続きロイヤル・フィル。もとよりこのオーケストラには癖のようなものもなく大変フレキシブルなオーケストラであるといっていいだろう。ここではバティスの思い切ったテンポ設定と極度な落差のあるダイナミクスではらはらどきどきさせる演奏が展開されていってとても面白い。

  「ローマの祭り」 は1曲目のチルチェンセスから非常に派手でこの勢いは尋常ではない。五十年祭はきわめて粘着力のあるじとじとした音楽を奏でて音楽の不気味さというか古の神秘性をよく表現しているといえる。十月祭の祝祭的な気分は底抜けに明るいが切れ味のある演奏は好感が持てる。欲を言えば弦楽器の縦のラインの正確さと、マンドリンの音がもう少し深いものであれば良かったかもしれない。

 終曲の主顕祭は凄まじい。バティスの独壇場であろう。アドレナリン大放出である。この勢いは誰にも止められない。オーケストラは空中分解すれすれ。極めてスリリングな演奏。個人的には大好きだ。ロイヤル・フィルをここまで熱くさせるバティスという指揮者はただ者ではないだろう。

  「ローマの噴水」 はきわめて美しい。叙情的で幻想的でロイヤル・フィルの音色の美しさが際立つ佳演である。激しさとその狂乱ともいえる「祭り」の後ということもあって間奏曲的な雰囲気すらこのディスクからは感じてしまう。正直言ってあまり印象に残らない。

 最後の 「ローマの松」 はボルゲーゼ荘の松、カタコンブの松、ジャニコロの松、アッピア街道の松の4曲から成っているがここでも演奏はとにかく派手である。勢いは凄まじい。ジャニコロの松からアッピア街道の松の間に聞こえる小鳥のさえずりが印象的である。最も有名なのが終曲の「アッピア街道の松」であるがかなり速めの歩調で一気にまくし立てるように突き進む様は音楽の範疇を超えたようなとにかく凄まじい演奏である。これぞバティス。怖いくらいに凄い。

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私もこの盤を持っていて、たまに聴くと最初から目が覚めてしまいます。何とも魅力的な演奏です。

2007/6/12(火) 午後 10:09 白髪ばっは

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白髪ばっは様>コメントありがとうございます。この「ローマ」は確かに凄いですね。目が覚めるというか、肝を抜かれました!

2007/6/12(火) 午後 11:22 ちぇり

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