クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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ベートーヴェン
1.交響曲第7番ヘ長調作品68
2.交響曲第8番ヘ長調作品68

メキシコ州立交響楽団
指揮:エンリケ・バティス
REC:1996

交響曲第7番ヘ長調作品68



 この交響曲第7番はただでさえ賑やかな音楽なのにバティスの手にかかると完全に暴れ馬である。常軌を逸したようにたたきつけられるリズム、疾風怒濤の超快速テンポ、まるで締め上げるような妥協のない音楽運び。言葉がない。
 深い苦悩とは全く縁のない超即物的な第2楽章には唖然とするしかない。ここまで非人間的に演奏された第2楽章は稀である。第3,4楽章は酔っ払って乱闘している音楽である。勢いいいが乱雑すぎる。 まさに鬼才の放つ爆演である。梅雨も吹っ飛ぶ。


交響曲第8番ヘ長調作品68



 なんとも強烈な第8交響曲である。聴いていて痛い。大迫力、大パノラマな演奏である。野太いサウンドと激しいアタックで埋め尽くされたぶっちぎりの怪演。
 基本的に第7交響曲に感じたときと同様、濃い油絵の具で塗りたぐったように濃い演奏で戦車であたりを蹂躙するような強烈、激烈な演奏。従来のこの音楽に対する常識を完全に覆した奇演といえよう。



 画像は、エンリケ・バティス。

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