クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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ドヴォルザーク
1.交響曲 第9番 ホ短調 作品95「新世界より」
2.交響詩「野ばと」作品110

ベルギー放送(BRTN)フィルハーモニー管弦楽団[1]
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団[2]
指揮:アレキサンダー・ラハバリ
REC:1993(DISCOVER DICD 920113[070909-@307KDK]) 

 さて今日は、昨年末に聴いていてそれきりになっていたアレキサンダー・ラハバリとベルギー放送フィルのコンビによる有名な「新世界」交響曲を聴く。

 サウンドはやはり大雑把で深みにかけて表層的。それでも第2楽章はしっとりと聴かせるところはなかなかである。とてもゆったりとしていて非常に安心する。ところどころでやや木管楽器の音程が気になる点はあるもののしっとりとしながら乾いたようなサウンドがこの楽曲の雰囲気を醸し出していて非常にマッチしている。

 第3楽章は勢いがよくてリズム感のある演奏。終楽章に関しては豪快であるものの表情が硬い演奏である。

 個々にはいい雰囲気が満載であるが全体を通して感じるところにはやはり「大雑把で深みにかけて表層的」という感じがある。オケの音色もカサついていて艶やかさとは程遠い。おおかたこれは録音の所為だととも思うが。

 併録されているのは交響詩「野ばと」。チェコの国民的な詩人カレル・ヤロミール・エルベンの「花束」という詩集の中のバラードにインスピレーションを得て作曲された4曲の連作交響詩の1曲。

 物語は、夫を毒殺した若い未亡人の物語。彼女は夫を殺害した後、若い美男子と結婚する。自らが手をかけた亡き夫の墓に樫の気が生え、野鳩が巣を作る。野鳩は悲しげな声で鳴く。未亡人はその声を聞き、発狂して自殺する。と、物語はかなり深刻なお話である。音楽もなんだか暗い。基本的に物語に添って音楽は出来ている。

 こちらの演奏はロンドン・フィル。中間部でやや集中力を欠いて雰囲気が散漫となる部分があるもののサウンドがシャープで締まっていて聴きやすくなかなかの演奏である。

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