ハイドン 1.ミサ曲第8番変ロ長調「オッフィーダの聖ベルナルドの讃美のミサ」Hob.XXII-10 2.ミサ曲第9番ニ短調「ネルソン・ミサ」Hob.XXII-11 3.ミサ曲第5番変ロ長調「小オルガン・ミサ」Hob.XXII-7 4.ミサ曲第10番変ロ長調「テレジア・ミサ」Hob.XXII-12 [1]Carol Vaness(S) Dagmar Schellengerger(S) Doris Soffel(CA/A) Keith Lewis(T) Petteri Salomaa(B) Hermann-Christian Polster(B) [2]Margaret Marshall(S) Carolyn Watkinson(CA/A) Keith Lewis(T) Robert Holl(B) [3]Barbara Hendricks(S) [4]Carol Vaness(S) Doris Soffel(CA/A) Keith Lewis(T) Petteri Salomaa(B) Hans Jürgen Scholze(Org) ライプツィッヒ放送合唱団 合唱指揮:Jorg-Peter Weigle[1,3] Gert Frischmuth[2,4] シュターツカペレ・ドレスデン 指揮:サー・ネヴィル・マリナー REC:1986〜1989(7243 5 86546 2 2[080122-500BOMN]) ハイドンの声楽曲といえば「天地創造」や「四季」、「十字架の上のキリストの最後の七つの言葉」などに代表されるオラトリオが抜きん出て有名である。 この大作の陰に隠れるように12のミサ曲をハイドンは作曲している。どれも清楚で気品にあふれた佳作である。 今日はこれらのミサ曲から比較的有名な4曲を聴く。演奏しているのは、ドレスデン・シュターツカペレの繊細で美しいサウンドとこちらも素晴らしいライプツィッヒ放送合唱団による合唱。指揮は意外にもアカデミー室内管で有名なネヴィル・マリナーである。 ここに収められた楽曲の中で最も有名なのが2つ目のミサ曲第9番ニ短調「ネルソン・ミサ」である。ネルソン提督率いるイギリス海軍がナポレオンのフランス艦隊に勝利したことを記念してかかれた楽曲とも言われる。 ハイドン自身はこの楽曲を「不安の時代」といい、その他「深い悲しみのミサ」などとも呼ばれ戦争に対する不安や悲しみを表現した楽曲ともとれる。 ミサ曲第8番変ロ長調「オッフィーダの聖ベルナルドの讃美のミサ」は明るく美しい旋律に彩られた楽曲である。クレドで聴かれるソプラノの二重唱は非常に美しい。 ミサ曲第5番変ロ長調「小オルガン・ミサ」はその名の通りオルガンが活躍する。第2番のミサ曲でも同様オルガンが活躍するのだがこの第5番は第2番よりも規模が小さいために「小オルガン・ミサ」と呼ばれるらしい。ここではソプラノ独唱も活躍するのだが、ここで歌っているバーバラ・ヘンドリクスのソプラノはややオペラチックになっていて厚ぼったいのでこの楽曲に合わないような気がする。もっと透明で聡明な歌声がほしかった。 ミサ曲第10番変ロ長調「テレジア・ミサ」も明るく美しい楽曲で心が和む。 ここで聴いたハイドンの声楽曲はモーツァルトのそれに良く似ていて非常に内容の濃いものである。交響曲や弦楽四重奏しか聴いた事がなかったがなかなか素晴らしい。 今度はハイドンのオラトリオもじっくりと聴いてみたい。
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ちぇり様、はじめまして。
SPの文化芸術を伝えたくて参りました。
愛や未来を分かる時、
人は本来の芸術を表現するようになります。
それが、SPミュージックとして形になりましたので
是非、聞いてみてください。
http://sptc.jp/spmusic/index.html
そして、名古屋講演会にもご参加頂ければと思います。
この講演会から、新しい文化芸術の扉が開かれます。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~god/
SPスタッフのTORUより
お知らせでした。
2008/9/8(月) 午前 1:06 [ happy-777 ]
TORU様>はじめまして。コメントありがとうございます。
2008/9/8(月) 午後 7:34
はじめまして。色々と記事を探しておりましたら、貴殿のこの記事を見つけて拝見させて頂きました。
マリナーも入れているんですよね、前から非常に聞いてみたかった演奏の一つでした。
古い記事へのコメントで恐縮ですが、もし宜しければと思いまして、私がピノック指揮の『ネルソン・ミサ』について書いた記事をトラックバックさせて頂きました。
2009/11/18(水) 午後 8:52 [ サヴァリッシュ ]
サヴァリッシュ様>コメントありがとうございました。ハイドンのミサ曲は比較的マイナーですよね。しかし、きらりと光る楽曲で内容も深く素晴らしい音楽です。ピノックの演奏も良さそうですね。
2009/11/24(火) 午後 11:35