クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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モーツァルト
1.交響曲 第40番 ト短調 K.550
2.交響曲 第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」

コロンビア交響楽団
指揮:ブルーノ・ワルター
REC:1959[1],1960[2](SONY SRCR 8775[080507-250BOMN])

 ワルターの指揮するモーツァルトは名盤の定石ともいえるものである。古楽器に代表されるピリオド奏法など最近ではモーツァルトの演奏の仕方における解釈も様々になってきている中にあっていつまでも色あせないのがこのワルターの晩年の録音であろう。

 演奏をしているのはコロンビア交響楽団。ワルターの指揮のために臨時に編成された録音専門のオーケストラである。レコード会社の意向によってなかば担ぎ出された感じのあるワルターの晩年の録音であるが、枯淡の境地というか、悟りの境地といった雰囲気の漂う演奏で聴く人に言い様のない安息の時間を与える。

 オーケストラがそのような事情(ビジネスとしてのオケ)における性質を持つので様々な批判も散見されるが、ここで聴くモーツァルトの交響曲は力強さと艶やかさを併せ持った素晴らしい演奏である。

 最晩年のワルターの音楽には全てを超越した安らぎの極地が広がるようである。古きよき時代の、永遠のスタンダードともいえるモーツァルトがここで聴くことが出来る。

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