ドニゼッティ 歌劇「ランメルモールのルチア」 ロベルト・アラーニャ(T:エドガール[エドガルド]) ナタリー・デッセイ(S:リュシー[ルチア]) ルドヴィック・テジエ(Br:アンリ・アシュトン[エンリコ]) マルク・ラホ(T:アルチュール[アルトゥーロ]) ニコラス・キャバリエ(Bs:レーモン[ライモンド]) イヴ・セレンス(T:ジルベール) リヨン国立歌劇場合唱団 合唱指揮:アラン・ウッドブリッジ リヨン国立歌劇場管弦楽団 指揮:エヴリーノ・ピド REC:2002(Virgin 7243 5 45528 2 3[080604-500BOMN]) 久々にオペラを聴く。ドニゼッティの歌劇「ランメルモールのルチア」は1835年に作曲され同年にナポリで初演された。今日聴くのはドニゼッティが政治的な理由でフランスのパリに移住した際に再編されたフランス語の改訂版である。
イタリア語における初演も好評であったがフランス語版のほうもかなりの成功を収めたようだ。現在では圧倒的にイタリア語の初演版で上演される事が多い。その中にあってこのフランス語版の演奏は資料的な意味においても貴重かもしれない。 ほとんどオペラに関しては門戸外の私であるが聴いてみてやはりこの歌劇は是非イタリア語で聴いてみたいと思った。音楽に強烈な質量を持っているのにもかかわらず歌いの先端が滑らかであるためにこのシリアスな音楽がなんとなく上品に聴こえてしまった。 それでも要所を締めるアラーニャの圧倒的なテノールの歌唱には感服する。 ナタリー・デッセイのルチア(フランス語版ではリュシー)の上品な歌声には好感が持てるが有名な「狂乱の場」などには迫りくる何かが不足しているしなんとなく全体がまったりとしている。ここの聴かせ所の「狂乱の場」ではもっと心にせまる歌声が欲しかった。 オペラには全くの素人であるが、やはりこのオペラはイタリア語版で聴くべきかも知れないと思った。 |

- >
- エンターテインメント
- >
- 音楽
- >
- 音楽レビュー




ドニゼッティはつい最近「「愛の妙薬」全曲を聴いたのが、全曲鑑賞としては私の場合初めてです。
91年ライブでパヴァロッティ(T)、バトル(S)、レヴァイン、メトロポリタン歌劇場管の演奏でした。画像付きでとても楽しかった。ワーグナーなどとは違って、すんなりストーリーとか音楽が入ってくるので一発でファンとなりました。
いつかはこの「ルチア」にも挑戦したいです。
2009/1/21(水) 午前 9:11 [ 名無しの権兵衛 ]
リッチー様>コメントありがとうございます。確かにドニゼッティのオペラは(とはいってもこのルチアしか聴いたことありませんが)わかりやすくていいですよね。音楽も聴きやすいですしね。
2009/1/21(水) 午後 8:56
カラスやグルベローヴァのルチアを愛聴していますが、ご紹介されているデッセイも良さそうですね。特にフランス語版というところが興味をそそられます。
私はドイツ語による「セビリアの理髪師」のCDを持っていますが(スイトナー指揮、オケはシュターツカペレ・ベルリン、レーベルはBERLIN Classics)、"Una voce poco fa〜"で始まるロジーナのアリアも"Frag' ich mein beklommen Herz〜"とドイツ語で歌われていて、イタリア・オペラをドイツ語で聴くのも一興です。
2009/1/25(日) 午前 11:48 [ HK ]
HK様>コメントありがとうございます。やはり言語が違うと音楽の雰囲気も全く変わりますよね。私としては作曲家の企図した言語で演奏されたほうがやはりピンときます。
2009/1/25(日) 午後 7:59