クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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J.S.バッハ
ヨハネ受難曲BWV245

畑儀文(T:福音史家)
浦野実成(Bs:イエス)
田島茂代(S)
栗林朋子(A)
高野克典(Bs)
高島敦子(S)
大貫浩史(T)
谷口洋介(T)
菅井寛太(Br)

シュナイト・バッハ合唱団
合唱指揮:田島茂代
シュナイト・バッハ管弦楽団
指揮、Cem:ハンス=マルティン・シュナイト
REC:2001(Live Notes WWCC7421〜2[0720-250BOMM])

 ドイツの指揮者、ハンス=マルティン・シュナイトはドイツのヴッパータール歌劇場で1963年から1985年の長きにわたり音楽監督を務めた。その意味においてもドイツ・オペラ界におけるたたき上げの職人的な指揮者といっていいだろう。

 その後1984年には急逝したカール・リヒターを継いでミュンヘン・バッハ合唱団/管弦楽団の芸術監督に就任する(〜2001年まで)。

 そんなシュナイトだが1990年に入ると日本のオーケストラとの関係が深くなっていく。1997年、このCDで聴くことの出来る、東京フィルハーモニー交響楽団の協力のもとに設立されたシュナイト・バッハ合唱団/管弦楽団の芸術監督に就任。

 2002年より神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者に、2007年には音楽監督に就任(2009年3月末を持って退任)している。
 
 ミュンヘン・バッハ合唱団/管弦楽団を長らく率いてきたシュナイトの手腕を感じさせる演奏である。近年のバッハなどのバロック期における音楽の解釈はオリジナル楽器を用いた斬新な演奏の多い中でこの演奏はカール・リヒターから受け継がれた伝統的な解釈の延長にあるといる。
 
 決して新鮮味はないけれど人間味にあふれた演奏であり特に繊細な合唱には感動する。やや音響や音そのものが散漫となってしまう点やドラマティックさに欠け、起伏のない平面的な雰囲気があるのも事実。リヒターほどの深みや神々しさには到底及ばないが、その片鱗を感じる事が出来る。ライヴ録音らしいが音質は非常にいい。

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