クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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リョン・ユン・ピン
1.Giocoso-Largamente
2.Overture ”Dayong Sampan”
3.Largo-Vivace
4.Episodes in Journey to the West
5.Temasekian
6.Metamorphosis

シンガポール交響楽団
指揮:Lim Yau
指揮:Choo Hoey[2]
REC:1993(CD番号なし[080811-250BOMN])

 leong yoon pin(梁榮平:リョン・ユン・ピン)は1931年生まれのシンガポールの現代作曲家である。シンガポール国内ではかなり知られた存在なのであろうが、私はこのCDを通じてはじめて知った作曲家である。わが国においては合唱の分野でやや知られた存在であるようだ。

 1曲目の“Giocoso-Largamente”はリョン・ユン・ピン自身の交響曲第2番の第3楽章である。中華風の賑やかな旋律とゆったりとした美しい旋律の対比が聴きものである。

 2曲目の序曲”Dayong Sampan”も中華風の旋律が印象的。

 3曲目の“Largo-Vivace”は無調で無機的な現代曲に仕上がっている。
 
 4曲目の“Episodes in Journey to the West”は有名な「西遊記」からインスピレーションを得て作曲されている。こちらの楽曲も現代的な色彩の濃いものである。物語の場面を音楽で表現しており交響詩的な感覚の楽曲である。
 
 “Temasek(テマセク)”とは、シンガポール(Singapore)の古称であるようで、ここから推察するに、5曲目の“Temasekian”はシンガポール人という意味があるようだ。シンガポールの建国の祖に対するトリビュート作品である。難解な作品である。
 
 最後の“Metamorphosis”はシンガポールのユース・オーケストラが1993年に日本の熊本で演奏する際のために特別に作曲された作品であるとのこと。
 
 演奏はもちろんシンガポールのオーケストラ。シャープなサウンドで難解なスコアであるがきわめて見通しがよく聴きやすい。

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