クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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ベートーヴェン
1.ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調「皇帝」作品73
モーツァルト
2.ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466

ユーリ・エゴロフ(Pf)
フィルハーモニア管弦楽団
指揮:ウォルフガング・サヴァリッシュ
REC:1982[1],1985[2](EMITOCE-1220[080815-250BOMN])

 今日は夭折のピアニスト、ユーリ・エゴロフのベートーヴェンとモーツァルトのピアノ協奏曲を聴く。

 ユーリ・エゴロフは旧ソ連の出身で1976年にオランダに亡命しアムステルダムを本拠に活動する。特定の型にはまらないダイナミックで自由奔放、ロマンティシズムの境地を切り開くような大胆なピアノを演奏する彼は非常に特異な存在であったようだ。

 ゲイであった事でも知られていて、それが原因かどうかは知らないがエイズのため1988年わずか33歳でこの世を去った。

 ベートーヴェンの「皇帝」協奏曲は抑圧から逃れ自由の空気の中で才能が一気に爆発したような喜びと情熱に満ちた非常に明るい演奏になっている。聴いていると心が揺さぶられる。特に終楽章は自由という水を得た魚のように自由闊達なエネルギーが爆発しているのを感じることの出来る演奏である。また緩徐楽章で聴かれる珠のような瑞々しいピアノは本当に素晴らしい。感動的である。

 モーツァルトのニ短調のピアノ協奏曲は流麗で瑞々しい。一つ一つの音がまるでそれぞれ意思をもっているかのように生き生きとしていて爽やかな沢を流れる清水のようにさらさらと流れていく。

 サヴァリッシュの指揮によるフィルハーモニア管弦楽団の演奏も重厚でしっかりとしたサウンドである。

 ユーリ・エゴロフを知るのに最適な協奏曲といえる。

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こんにちは。エゴロフの皇帝、冒頭のアルペジオの重なっていく響きの美しさに惹き寄せられました。
いわゆる男声的な力感の強い皇帝ではないのですが、弾力のある柔らかさがとても伸びやか。多彩で美しい響きと瑞々しさがとても気に入っています。

2010/9/23(木) 午後 7:38 [ Yoshimi ]


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