ブルックナー 交響曲 第5番 変ロ長調 ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団 指揮:アイヴォー・ボルトン REC:2004(OEHMS OC364) ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団といえばモーツァルトをはじめとする古典派作品の分野においてそのレパートリーを主に知るところであったが、最近廉価でブルックナーの交響曲がOEHMSレーベルから出ている。
ここで指揮を振っているのは2004年よりザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の首席指揮者を務めているアイヴォー・ボルトン。ボルトンは1958年、イギリスのランカシャー州ブラックロッド生まれ。オペラの分野でも活躍している中堅の指揮者である。 さてここで聴くブルックナーは非常にこじんまりとしたある意味、現代トレンドを象徴するような「エコ」なブルックナーである。オーケストラのサイズも然り、演奏時間やその音楽から与えられるプレッシャーも然り、非常にあっさりとしたさっぱりとしたベジタリアンな演奏である。ダンプカーや戦車のような重量級のブルックナーを期待すると肩透かしにあうこと間違いがない。このブルックナーはまさに軽自動車かエコカーである。 チェリビダッケ/ミュンヘン・フィルの真逆にある、本当に薄味のブルックナーである。そよ風のブルックナー、蒸し暑い日に聴くには最適な演奏である。 |

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お久しぶりです。
ボルトンは、チェリや朝比奈と比べて「畏れ多さ」が足りないし、オケ自体もブル5を演奏するには、迫力に欠ける気がします。僕的には、「そよ風」というよりは、「薄味」といったほうが「ツボ」のような気がします。2〜3枚目にするにはいいでしょうが、ブル5はその後のブル7.ブル9へと至る「神々しさの連打」の記念すべき序章ですから、デフォルトは、せめてヴァントやインバルぐらいであってほしいものです。(僕としては、この二人でも力不足だと思いますが。)
2009/7/22(水) 午後 11:16 [ あぶらぼうず ]
こんにちは、私もボルトンのブルックナーはこの第5番から今日までにリリースされてる第3番まで、全て聴いております。
最初の第5番は何とか聴に耐えられますが、続く第7番、9番、3番は、全くこの指揮者とこのオケにとっては、駄作だと評価しております。
2009/7/23(木) 午前 7:10
おはようございます。
以前、ブルックナー自身による7番の2楽章のみのピアノ編曲を
聴いたことあります。
ピアノ演奏のはるか向こうに本来の姿が見え隠れしていました。
ボルトンの新しいアプローチも今後の新しいブルックナー像の
確立に寄与したら良いですね。
色々な可能性があってしかるべきかとも思いますが、
結局は好みになりそうですね(^0^)
2009/7/23(木) 午前 7:50 [ 名無しの権兵衛 ]
padva様>コメントありがとうございます。仰るとおりボルトンの演奏は「畏れ多さ」のような深みがないので軽くて薄味なブルックナーでした。物足りなさはありますね。
2009/7/23(木) 午後 8:50
junoza様>コメントありがとうございます。なるほど、第7番、9番、3番はいまいちなのですね。とはいえこの薄弱な雰囲気のブルックナーを聴いてみたい気がします。
2009/7/23(木) 午後 8:53
リッチー様>コメントありがとうございます。ブルックナーにはいろいろなアプローチがありますがやっぱり重厚で深遠な演奏がいいですね。
2009/7/23(木) 午後 9:04