クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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ブルックナー
交響曲第6イ長調(原典版)

ケルン放送交響楽団
指揮:ギュンター・ヴァント
REC:1976(RCA BGM BVCC-8915/16)

 ヴァントによる交響曲第6番の演奏は4種類ある。ケルン放響との全集の一枚(1976年:当盤)、北ドイツ放響との2種類の録音(1988年、1995年)とミュンヘン・フィルとの演奏(1999年)である。
 
 このケルン放響との録音は最も早い時期に録音されたものである。北ドイツ放響との2種類の録音は聴いた事がなくて比較できないのであるが晩年におけるミュンヘン・フィルの深みのある美しい音色とは雰囲気が異なり極めてシャープで颯爽とした溌剌とした演奏になっている。
 
 それでいて音楽に切迫した深みがあり(足早ではあるが表層的な薄い音楽とは一線を画す)決然とした凄みが楽曲の隅々に行き渡った極めて彫りの深い緊張感のある名演となっている。
 
 喉元をぐいぐいと押されるような極めて緊張感のある集中度の高い堅固で厳しい洗練された音楽を聴くことが出来る。

 最後まで厳しく緊張感に漲る切迫した音楽が展開される。文字通り息をつく暇すらない。

 まさに、これぞヴァントの神髄であろう。


 参考:ヴァントによるミュンヘン・フィルとのブル6
 http://blogs.yahoo.co.jp/qq473ms9/54879607.html
 

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ヴァントさんのブルックナーは、晩年になればなるほど神憑り的な深い音楽に昇華し、聴く者をあちらの世界に連れて行ってくれます。
比較的第6番は聴きやすくブルックナーの交響曲の中でもやや異色な感はありますが、ヴァントさんにかかると仰るとおり、息をつくひまもない格調高いものになるんですね。

2009/11/23(月) 午前 9:23 JUNOZA

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junoza様>コメントありがとうございます。仰るとおりですね。「晩年になればなるほど神憑り的な深い音楽に昇華」するという点は同感です。ヴァントはやっぱりヴァントですね。

2009/11/24(火) 午後 11:41 ちぇり


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