ブルックナー 交響曲 第6番 イ長調(原典版) ベルリン放送交響楽団 指揮:ハインツ・レークナー REC:1980(DS TKCC-30617) 旧東独を代表する指揮者、ハインツ・レークナー。決して派手な存在ではないが特徴のある音楽を作る指揮者である。 今日聴くブルックナーの第6交響曲はサウンドが澄み渡っており非常に明快な音楽に仕上がっている。総じて速いテンポでさっぱりと進められるが、そこで奏でられる音楽全てが明晰で意味深くバランス感覚に鋭い感性をもった指揮者であるといえる。 第5交響曲を聴いた時はなんだかあまりにも忙しすぎる嫌いがあったが第6交響曲ではこのあっさりとした感じが非常に良く作用しているように感じる。要するにあっさりとしていながら意味深いのである。音楽に深みがあり説得力がある。 チェリビダッケの遅いテンポとは全く異なる。またスクロヴァチェフスキやヴァントほど厳しくない。アイヒホルンほど田舎臭くない。かといってラッセルほど都会的でもない。むしろティントナーに感じられた流線型の自然な音楽の流れに近いものがある。 第6番においては一番に挙げてもいい演奏である。 レークナーのグルックナーは第4〜第9まであるようだ。全て聴いてみたい。 |

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レークナーという名は知ってましたが、この指揮者のブルックナーは未だ所有していないので聴いたことがありません。位置づけとしては、ティントナーに近い指揮をされるんですか?
じっくり聴かねばなりませんね。第6番を感動的に演奏させるには、相当な牽引力が必要だと思います。
2009/12/16(水) 午後 11:47
junoza様>コメントありがとうございます。レークナーのブルックナー、とりわけこの第6番は素晴らしいと思います。テンポは速いのですが流れが極めて清らかです。音の響き、音楽の流れがティントナーのそれと似通っているように感じました。いい演奏だと思います。
2009/12/21(月) 午後 10:33
この人のブルックナーは軽量で流線形で。チェリと正反対ですね。自分的にはブラームスとか、小品の方が好き。白鳥の湖はメンゲルベルクみたいな大きな身振りで、仰天。
2010/8/2(月) 午前 0:57 [ gkrsnama ]
gkrsnama様>コメントありがとうございました。コメントいただいて2ヶ月くらい申し訳なかったです。メンゲルベルクの録音はチャイコフスキーの交響曲で少し聴いただけですが、ロマンあふれる演奏でした。仰るとおりレークナーの演奏は流線的なで軽量ですよね。
2010/9/13(月) 午後 11:24