クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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ブルックナー
交響曲第7番ホ長調(ハース版)

ケルン放送交響楽団
指揮:ギュンター・ヴァント
REC:1980[RCA BVCC-8917/18]

 鋼鉄で堅固な城郭を思わせる。一寸の空きもなく音楽が整然と流れていく。なるほど、これぞギュンター・ヴァントのブルックナー像であろう。どの部分においても感情に流されることなく計算されつくされたような演奏である。ブルックナーにおけるアプローチは様々であるがこのヴァントのやり方はひとつの音楽芸術としてありうるべき姿のひとつであろうと思う。ややダイナニズムにかけることがあるような気もするが整然と朗々と音楽が流れていく。
 
 線がしっかりとして輪郭がくっきりとした音楽であるがそれでいてしなやかに流れていく旋律美は特筆するものがある。どこまでも正確無比でありながら決して音楽が無機的にならない。

 私の知る限りヴァントは同曲を3回録音(当盤、ケルン放響:1980年、北ドイツ放響:1992年、ベルリン・フィル:1999年)している。このケルン放響との録音は最初の録音であり、その意味でヴァントのブルックナー像を的確にまた端的に表現した基本的なスタンスがはっきりと現れた録音であるといっていいだろう。ヴァントが70歳手前の録音でもあり晩年の神々しい演奏とは一味違う颯爽とした印象の残る演奏である。

 一点の曇りもない背筋のピンとなる筋の通ったすばらしい演奏であると私は思う

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