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R.ヴォーン=ウィリアムズの交響曲について
ヴォーン=ウィリアムズの交響曲を考えた(素人の感覚において)場合以下に分類できると思う。
1.写実的、合唱付、大編成、大自然系・・・第1番「海の交響曲」第7番「南極交響曲」
2.先鋭的、現代的、前衛的、無機的・・・第4番、第6番
3.1と2のあいのこ。写実的、前衛的・・・第2番「ロンドン」
4.写実的、牧歌的、癒し系・・・第3番「田園交響曲」、第5番
5.純音楽的・・・第8番、第9番
個人的は第3,5番が一番。その次に第1,7番とくる。正直言って一回聴いただけでは彼の音楽はなかなか内側に入ってきにくい。音楽が抽象的で、ある意味「映像」を伴うような映画音楽の側面が強い感があることは否めない(特に第1番や、第2番、第7番)。
水彩画のタッチで非常に情感豊かな第3,5番は聴けば聴くほど気分がクリアになっていく。その反面、何度聴いても最後までよくわからなかったのは第9番。
第8番は音楽がとても小さいながらもとても器用に構築されていて聴いていて耳にもよく、印象に残った。第4や第6はもう趣味の世界。激しく先鋭的な音楽が耳を劈く。
ここまで、作品ごとに性格の異なった音楽を作れるのもV.ウィリアムズの特徴といえる。しかしながらやはり彼の持ち味は上記に区分した(1)や(4)に凝縮されると思う。
A.デイヴィス、BBC響のシャープなアプローチの演奏は模範的な演奏といえる。
先日も記したが、このA.デイヴィス、BBC響の演奏による全集、私は2セット持っている。TELDECから出ていた旧全集にはグリーンスリーヴズ幻想曲と「すずめばち」序曲は含まれていなかった。
最近のWarnerから出ている新全集はこれら2曲が含まれていてお買い得(少し前まで2000円弱だったはず)。
ちなみに画像は旧全集のジャケット。
2006/7/13〜2006/8/20までに聴いてきたこのCDのINDEXです。
06.7.13
交響曲第1番「海の交響曲」
http://blogs.yahoo.co.jp/qq473ms9/37568247.html
06.7.14
交響曲第2番「ロンドン交響曲」
http://blogs.yahoo.co.jp/qq473ms9/37605809.html
06.7.15
交響曲第8番ニ短調
http://blogs.yahoo.co.jp/qq473ms9/37642440.html
06.7.22
交響曲第3番「田園交響曲」
http://blogs.yahoo.co.jp/qq473ms9/37931948.html
06.7.25
交響曲第7番「南極交響曲」
http://blogs.yahoo.co.jp/qq473ms9/38075884.html
06.7.27
交響曲第4番へ短調
http://blogs.yahoo.co.jp/qq473ms9/38162886.html
06.8.1
交響曲第5番ニ長調
http://blogs.yahoo.co.jp/qq473ms9/38364384.html
06.8.7
交響曲第6番ホ短調
http://blogs.yahoo.co.jp/qq473ms9/38609764.html
06.8.9
交響曲第9番ホ短調
http://blogs.yahoo.co.jp/qq473ms9/38692728.html
06.8.11
トマス・タリスの主題による幻想曲、あげひばり
http://blogs.yahoo.co.jp/qq473ms9/38772698.html
06.8.16
仮面劇「ヨブ記」
http://blogs.yahoo.co.jp/qq473ms9/38936605.html
06.8.20
グリーンスリーヴズ幻想曲、「すずめばち」序曲
http://blogs.yahoo.co.jp/qq473ms9/39058534.html
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