クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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プロコフィエフ
1.ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ヘ短調 作品80
2.ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ長調 作品94
3.ヴァイオリンとピアノのための5つのメロディ 作品35bis
4.無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 作品115

竹澤恭子(Vn)
アレクサンダー・マッジャー(Pf)
REC:1994[1〜3]1995[4]


 ヴァイオリンとピアノのための5つのメロディ 作品35bis

 この曲は1920年、もともとヴォカリーズによる独唱とピアノのために作曲された作品である。プロコフィエフのアメリカにおける評判はあまり芳しいものではなかった。

 1925年にヴァイオリン協奏曲第1番と同様、ポーランドのヴァイオリニストP.コハニスキの助言を得ながら改作されたのがこの「ヴァイオリンとピアノのための5つのメロディ」である。

 2つのヴァイオリン・ソナタより10年以上前にアメリカのシカゴで作曲されたのが原曲であるので印象はやはりパリ時代の前衛性が前面に出ている。同時に初期のヴァイオリン協奏曲第1番のような切れのあるメロディックな側面とがきれいに融合したような楽曲だ。
 
 5つの小曲からなっている。プロコフィエフの掴み所のない倦怠と耽美の狭間にある奇妙な感覚と溌剌とした前衛性とが見事に融合した佳作である。


 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 作品115

 この楽曲に関しては先日コメント(http://blogs.yahoo.co.jp/qq473ms9/43084256.html)をしているのでここでは割愛するとしよう。
 
 竹澤恭子のヴァイオリンはそのとき聴いたアルバニアのヴァイオリニスト、テディ・パパヴラミの演奏よりも情熱的でエッジの効いた演奏で聴いていて楽しい。
 
 音色は力強く音楽のスケールが大きい。もちろん技術的にも何の遜色もなく、この楽曲の持つ明朗快活さがはっきりと表現されていて好印象だ。

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