クラウディオ・アバド指揮、BPOの演奏によるベートーヴェンの第9交響曲「合唱」 今年ももう終わりですね。早い、早すぎる! 光陰矢のごとし。 毎日、大切にいきましょう。 毎日、音楽を聴きましょう。 CDやレコードはあの世に持っていけませんが(聴いて経験した)記憶は持っていけるに違いありません。 じっくりと藝術に触れて日々を生きていきましょう! 今日は年末恒例のベートーヴェンの第9交響曲を、クラウディオ・アバドの指揮によるベルリン・フィルの演奏で聴きました。 ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱」 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:クラウディオ・アバド REC:2000 (DG UCCG-1009/7)
この演奏はベートーヴェンの交響曲全集から。第9交響曲は2000年5月の録音。完全に近い形でアバドの「色」が濃く繁栄された第9になっている。イタリア人特有の「さくさく」した突っ走るベートーヴェン。
ビールでいえばアサヒの「スーパー・ドライ」だね。喉ごし豊かで切れ味抜群。ただあまりに軽いかなあ。もう少しベートーヴェンの第9だし重く聴かせて欲しいと思ってしまう。 終楽章の出だしは???。・・・・。これは・・・。軽すぎて、速すぎて、ロッシーニやヴェルディの歌劇の序曲を聴くようだ。最後まで軽すぎる。走る走る。終始落ち着かないという感じ。軽いけど攻撃的な第9だ。 とにもかくにも第4楽章なんにしても速すぎて落ち着かない。これぞイタリア仕込みのベートーヴェン。歓喜の歌が大合唱される手前のホルンのシンコペーションも違和感を感じるけれど、アバド独自の解釈か。 ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱」 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:クラウディオ・アバド REC:1996(sony SK 62634) こちらのCDは先ほど聴いたCDの録音に先立つ1996年のザルツブルク音楽祭での実況録音。 基本的なアプローチは同じだけれどもまだ古きよきベルリン・フィルの筋肉質な音色と風格がある。
この録音においてもアバドが各所で新鮮な解釈を聴かせてくれる。特にフィナーレの最後の部分におけるピッコロの音!1オクターブ高いことも発売当時話題を呼んだ。確かに聴くたびに新たな発見がある、そんなCDだ。 |

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