クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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プロコフィエフ
1.ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 作品19
2.ヴァイオリン協奏曲 第2番 ト短調 作品63
3.無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 作品115

テディ・パパヴラミ(Vn)
ポーランド国立放送交響楽団
指揮:アントニ・ヴィト

 ヴァイオリン協奏曲 第2番 ト短調 作品63

 この楽曲は第1番のヴァイオリン協奏曲が作曲されてから実に17年後に作曲された。1935年の作曲であるので各国を流浪して後ソ連に戻った時期の作品だ。

 ソ連に戻ってもプロコフィエフのフランスはパリにおける人気は根強いものがあったようだ。フランスのヴァイオリニストロベール・ソータンのためにかかれた楽曲がこの第2ヴァイオリン・コンチェルトだ。

 前年には「キージェ中尉」(http://blogs.yahoo.co.jp/qq473ms9/42560192.html)が作曲されていることも考えると前衛的、先鋭的なプロコフィエフの作品というより壮年期から晩年にかけての丸くなった時期の作品として位置付けられよう。

 第1楽章は厳かで気難しい旋律が厳かに、実直に展開されていき、まるでブラームスやベートーヴェンを感じる。

 第2楽章の美しく、怪しい官能的な旋律美はプロコフィエフにしか出せない「味」のある白眉の音楽といえる。古典的とも言える純真無垢なこの甘く愛らしい旋律を何に例えるべきか?言葉がない。

 第3楽章はジプシー音楽に感じの似たアクセントとエッジの効いた楽曲。

 パパヴラミのヴァイオリンはこの音楽ではかなり保守的な演奏をしている。もっともこの第2楽章を除く各楽章はもっと攻撃的であっても良かったような気がする。第2楽章は絶品。音楽も演奏も素晴らしい。

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