クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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1.ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.VIIe−1
2.フンメル:トランペット協奏曲 ホ長調 S.49
3.ダーヴィッド:トロンボーン協奏曲 変ホ長調 作品4
4.ヴァーゲンザイル:トロンボーン協奏曲 変ホ長調

ジェフリー・セガール(Tp)
マイケル・ベルトンチェロ(Tb)
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
指揮:デイヴィッド・ジンマン
REC:2001[1,2],2003[3,4] (ARTE NOVA 82876 58424 2)

 以上CDより、3,4を。

 さて今日は昨日の続きでとても珍しいトロンボーンのための協奏曲を聴きます。

 はじめにドイツの作曲家フェルディナンド・ダーヴィッド(1810-1873)のトロンボーン協奏曲を。
ダーヴィッドは1810年ドイツのハンブルグに生まれた。ヴァイオリンをシュポーアに師事し音楽家としての道を歩む事になる。1836年にはメンデルスゾーンの推薦でゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスターに就任した。このような経緯の中でメンデルスゾーンとの親交も深く、メンデルスゾーンの有名なホ短調の協奏曲の作曲時に適切なアドヴァイスをして、この名曲の誕生に貢献したらしい。
さて音楽の方はとてもわかり易い楽曲になっている。特に第2楽章は「葬送行進曲」とあってまるでベートーヴェンの英雄交響曲の第2楽章を髣髴とさせる大変印象的な音楽になっている。第1,3楽章もトロンボーンの深く大きな音色が良く響く堂々たる音楽になっている。

 さて次はゲオルク・クリストフ・ヴァーゲンザイル(1715-1777) のトロンボーン協奏曲を。
ヴァーゲンザイルは1715年ウィーンに生まれ、その人生のほとんどをウィーンで過ごした生粋のウィーン人である。マリア・テレジア皇后及び王女たちの音楽教師として活躍した後、ウィーンの宮廷作曲家となる。今となってはほとんど忘れられてしまった作曲家だが当時はかなりの流行作曲家だったらしい。ウィーン古典派初期の最も重要な作曲家としてハイドンやモーツァルトに大きな影響を与えたようだ。
ちなみにこの楽曲に関してはアメリカにあるデューク大学のポール.R.ブライアン教授という人がこの音楽の監修(もしくは編曲)に携わっているようだ。
 このトロンボーン協奏曲はトロンボーンのための協奏曲としては最初期の作品であるらしく2つの楽章からなっている。音楽は確かにハイドンなどに似ている。

 演奏はトランペット協奏曲に続き洗練された質の高い演奏になっていて安心して聴くことが出来る。ベルトンチェロのトロンボーンもメリハリのあるパンチの効いた音でとてもいい。指揮者であるジンマンをはじめオーケストラとの息もぴったりで充実の演奏だ。

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