クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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グローフェ:1.ミシシッピ組曲(音の旅)
      2.組曲「グランド・キャニオン」(大峡谷)
      3.組曲「ナイアガラ大瀑布」

ボーンマス交響楽団
指揮:ウィリアム・T・ストロンバーグ
REC:1998 (NAXOS 8.559007)

上記CDより1曲目を。

 「だって、サンタモニカじゃないもん」というぶっきらぼうな台詞が面白い、確か旅行会社のHISのCMで流れている音楽。だいぶ前に「アメリカ横断ウルトラクイズ」の音楽でも使われていて結構有名な音楽、「ミシシッピ組曲」。全4曲からなる組曲であるが第2曲目と第4曲目がウルトラクイズのテーマ音楽として使われていた。件のCMで使われているのは終曲のいちばん有名な楽曲「マルディ・グラ」。
作曲者のグローフェは「ポール・ホワイトマン楽団」というシンフォニック・ジャズ・オーケストラの編曲を担当していた。(ガーシュウィンの有名な「ラプソディ・イン・ブルー」も彼の手によってアレンジされているはずだ。
 当然この「ミシシッピ組曲」ポール・ホワイトマン楽団によって1925年10月11日、初演された。この曲はもともとは「ミシシッピ:音による旅」と題されていてミシシッピ河の雄大な自然美を描写した素晴らしい音楽になっている。
 有名な2曲以外の第1曲目「川の父」や第3曲目の「懐かしきクレオールの時代」の雄大なミシシッピ川を彷彿とさせ、静かで広大なアメリカ大陸の大自然を髣髴とさせる。この音楽的描写は素晴らしい。一枚の絵画を見るようだ。
 第2曲目の「ハックルベリー・フィン」は元気のいい音楽で大変面白い。昨今水害にあったジャズ発祥の地、ニューオリンズのお祭りの活気を描いた終曲の「マルディ・グラ」は件のCMの音楽でもあり「アメリカ横断ウルトラクイズ」の音楽でもおなじみできっと聴いた事のあるはず。理屈ぬきで楽しめると思う。アメリカの中のアメリカの音楽だ。
 演奏はイギリスの名門ボーンマス響とハリウッドで活躍している指揮者、ウィリアム・T・ストロンバーグのによるもの。その思い切った演奏はこの音楽にぴったりだ。
 この他、当CDにはグローフェの代表的な音楽「グランドキャニオン」と晩年の作品「ナイアガラ瀑布」が収められている。これはまた後日。

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