クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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チャイコフスキー
1.交響曲第3番ニ長調作品29「ポーランド」
2.序曲「1812年」作品49

シカゴ交響楽団
指揮:クラウディオ・アバド
REC:1990(SONY SBK6K 87883)


交響曲第3番「ポーランド」


 この交響曲第3番はチャイコフスキーの交響曲の中でも最も親しみにくい交響曲かもしれない。後期の3曲(第4〜第6)は言うまでもなく名曲であるし、民族的な色合いの濃い第1、2番に関しても旋律が魅力的であり聴き応えがある。一方でこの第3番だけが曲の統一感に欠け旋律の魅力にも欠ける。

 副題に「ポーランド」とあるけれどもこれはフィナーレにポロネーズのリズムの旋律が用いられる事から作曲者の預かり知らないところでつけられたようだ。

 第2楽章のレントラー風の旋律や第4楽章のトロンボーンの印象的な信号風の旋律には興味を引くけれど断片的で発展しないのでこの程度かという印象。

 アバドとシカゴ響の演奏もこの音楽を捉えきれずにただただ音楽が流れてしまっている。いやむしろ簡単にあっさりと流してしまった方がいいかもしれない。この音楽を無理に交響曲という範疇に収めようとするよりも映画音楽とかバレエ音楽とか視覚に訴える前提でのBGM的な音楽としてあっさり流した方がいいのかもしれない。

 アバドとシカゴ響のコンビの演奏を聴いていると何とか(交響曲としての)形にしようと頑張っているのだけれどもそのようにはなりきらないもどかしさが感じられてならない。各楽章の性格をもっと前面に押し出してしまったほうがかえってよかった様にも思える。


1812年


 併録の「1812年」は優等生の演奏。技術的に非の打ちどころはない。完璧な演奏である。ただ「それだけ」の演奏とも取れるきらいもあるが。

 第3交響曲含めこのディスクだけやたらと録音レベルが低く思えたがまさかこの1812年のフィナーレの大砲の音のためではないだろうね?

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ショパン
1.ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11
2.ピアノ協奏曲第2番ヘ短調作品21

ホルヘ・ボレット(Pf)
モントリオール交響楽団
指揮:シャルル・デュトワ 
REC:1989(LONDON POCL-1053[070720-250BOMN])

 キューバ出身のピアニストホルへ・ボレットの亡くなる直前に録音されたショパンの二つのピアノ協奏曲。枯淡の極地にあるピアノの音色とゆったりと歌い上げるポレットの呼吸を上手くコントロールしてオーケストラをフィットさせているデュトワの指揮さばきも見事。
 アンニュイな感じのするフランスっぽいエレガントな芳しさに彩られた異色のショパン。

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マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」

バイエルン放送放送交響楽団
指揮:ラファエル・クーベリック
REC:1979 (audite 95.467[070720-250BOMN])

 auditeレーベルから出ているこのバイエルン放響とのライヴ録音は録音状態もよくDGの録音よりも臨場感、雰囲気が出ていてとてもいい演奏である。
 
 以前に同じレーベルから出ているマーラーの第5交響曲を聴いたことがあった。
 
 (http://blogs.yahoo.co.jp/qq473ms9/22759020.html)

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