クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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R.コルサコフ
1.交響組曲「シェエラザード」作品35
ストラヴィンスキー
2.バレエ音楽「ペトルーシュカ」

フィルハーモニア管弦楽団[1]
レオポルド・ストコフスキー交響楽団[2]
指揮:レオポルド・ストコフスキー
REC:1951[1],1950[2](TESTAMENT SBT 1139[070909-336KDK]) 


 ある意味、ゴロワノフやバティスなどの系譜に立つ(と個人的に思っている)怪演指揮者ストコフスキー。この「シェエラザード」は録音もよくないし、例によって極めて恣意的な演奏で各所にルバートがかかりまくり、オーケストレーションも改編された、いわばストコフスキーの常套手段ともいえる何でもありの「シェエラザード」になっている。
 
 こんな眉唾の演奏であるが聴いていくと妙に引き込まれてしまう。先にも申し上げたが録音状態は歴史的録音ということもありモノラルでいいとはいえないのに。この演奏の人間臭く暑苦しいエネルギーの塊が心を揺さぶるのであるのだから聴いている自分に驚いた。
 
 原曲の形をとどめているもののテンポや強弱、オーケストレーションがめちゃくちゃであっても、このようなある意味、規制のゆるいおおらかな古きよき時代の録音のひとつとして気難しく考えずに心を開いてここで奏でられる音を聴くことが出来れば、必ずや感動することの出来る演奏といえる。
 
 併録されているのはストラヴィンスキーのペトルーシュカ。レオポルド・ストコフスキー交響楽団というのは録音のための臨時編成のオーケストラか、レコード会社の権利関係でこのような名前になったのであろうと推察される。
 
 ストコフスキーの豪快であざといくらいに恣意的で場面場面の雰囲気を思い切りデフォルメしたような感覚の演奏である。やはり録音はあまりよくはない。オーケストレーションの薄くなる場面では各楽器などの瑞々しい演奏が良く聴けて取れるが厚くなると一転音がつぶれてしまって残念。それにしても豪快で勢いのいい演奏であることには間違いない。

 参考:ストコフスキーのワーグナー
 http://blogs.yahoo.co.jp/qq473ms9/49724400.html

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