クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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ドヴォルザーク
CD1
1.交響曲第9番
2.弦楽セレナード

ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ[1]
指揮:ユーディ・メニューイン[2]
REC:1993[1]1994年[2](Brilliant 記番号不明 [070616-588KDK]) 

 Brilliantレーベルから出ているThe Great Composersと題されたDVDと2枚のCDが収められたオムニバス形式のBOXCDから。ドヴォルザークのCDを。例によってDVDはお蔵入りにしてCDのみを聴く。

 パーヴォ・ヤルヴィの「新世界」はロイヤル・フィル・コレクション・シリーズやコシュラー/スロヴァキア・フィルの演奏を中心としたブリリアント・レーベルから出ている全集と同じ音源のもの。ちなみにこれらのCDでは「新世界」のほかにやはりドヴォルザークの序曲「謝肉祭」と「スケルツォ・カプリチオーソ」とのカップリングであった。

 このヤルヴィ/ロイヤル・フィルの音源は手を変え品を変えいろいろな廉価レーベルから出ているようで比較的入手しやすい。どうやら、原盤の正体はロイヤル・フィルの自主制作盤であるようだ。ほとんど廉価版での形でしかこの音源を聴けないあたり、演奏・録音とも優秀な点においても不幸であると思う。聴き手にとっては安く、これほど意欲に燃えたフレッシュな若さあふれる熱演を聴けるのだから幸せなのかもしれないが。(最近はやはり廉価でSACDで販売されていてこのシリーズ音質も格段によく評判がいいようだ。)

 強靭なリズムで押し進めていく。テンポは様々な部分で微妙に揺らすなどして聴き手を飽きさせない。聴いていて痛快で面白い。演奏も上手い。金管楽器の突き抜ける硬派な音色が耳を衝く。
 
 ヤルヴィは2005年にこの「新世界」をシンシナティ交響楽団と再録音している。また現在録音が進行しているドイツ・カンマー・フィルとのベートーヴェンの交響曲がかなりの評判。こちらも聴いてみたい。
 

 併録されているのはメニューインの指揮する弦楽セレナード。演奏は同じくロイヤル・フィル。この録音もヤルヴィの「新世界」と全く境遇は同じ。第8交響曲とカップリングされていた。
 
 ドヴォルザークの弦楽セレナードは2曲目のワルツのテーマがとても美しくて大好きな曲のひとつ。演奏も控えめに心の内を吐露するかのような淡さと微(美!)熱を感じる。ヴァイオリニストであるメニューインらしい見事なバランスの弦楽合奏である。

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