クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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ブラームス
1.自作の主題による変奏曲 ニ長調 作品21-1
2.ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調 作品24
3.パガニーニの主題による変奏曲 イ短調 作品35

ペーター・レーゼル(Pf)
REC:1972[1],1973[2],1974[3](DS TKCC-70663[080511-250BOMM])

 自作の主題による変奏曲は1957年の作品。「シューマンの主題による変奏曲」より3年を経て作曲されている。ブラームスは友人であるヴァイオリン奏者のヨーゼフ・ヨアヒムへの手紙の中で変奏曲に対する並々ならぬ研究の意欲を述べている。その中で完成されたこの作品は品格のあるロマンティックな作品である。旋律そのものはそれほど特徴のあるものとはいえないがそっと心に入ってくる、染み渡るもので印象がいい。

 ヘンデルの主題による変奏曲とフーガはヘンデルの「ハープシコード組曲」第2巻、第1曲の第2楽章の旋律を主題にしている。簡素でわかりやすい旋律がめくるめく変化していくさまが印象的である。1861年の作品。クララ・シューマンの誕生日に作曲したとある。初演はクララ・シューマンの独奏による。

 パガニーニの主題による変奏曲とフーガは一連のブラームスの変奏曲の集大成をなす作品となっている。ブラームスがその住居をウィーンに構えて間もなくの1862年に作曲された。この時期に知り合った友人で凄腕ピアニストのカール・タウジッヒとの交友関係の中から生まれた作品である。有名なパガニーニの無伴奏ヴァイオリンのための「24の奇想曲」の第24番イ短調の旋律を主題にしたもの。壮大な音楽が展開されていく。超絶技巧が要求される作品で聞き終わるとため息が出るくらい壮絶に難易度の高い音楽といえる。

 ペーター・レーゼルの演奏は熱情を内包しつつも整然と確実に演奏されていく。圧巻である。

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