クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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モーツァルト
1.交響曲 第39番 変ホ長調 K.543
2.交響曲 第38番 ニ長調 K.504「プラハ」

チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヴォルフガング・サヴァリッシュ
REC:1978(DENON COCO-6758[080511-250BOMM])

 チェコ・フィルとサヴァリッシュと聞いてやや珍しい組み合わせだなと思い興味がわいて購入した。調べてみるとサヴァリッシュとチェコ・フィルは1958年に「プラハの春」音楽祭で初めて顔を合わせて以来関係が深いとのこと。

 輪郭のはっきりとした、きびきびとした演奏で好感が持てる。艶やかな弦楽器の音色と明るい管楽器の音色がモーツァルトの楽曲に非常に合っていて心が和む。

 サヴァリッシュの実直な指揮もストレートにこのモーツァルトの作品の魅力を伝える事に成功しており、伝統的に正統でスタンダードな演奏といえる。第39番の終楽章における各声部のバランスには脱帽である。素晴らしい。

 「プラハ」交響曲の演奏も素晴らしい。切れ味のいい演奏スタイルで、フレーズごとに微妙に変化する雰囲気を完璧に捉えており各パートのアンサンブルも見事である。

 各声部もはっきりとしており胃のもたれるような鈍重なものともまったく異なり非常に聴きやすい。
 ここまで真面目で実直、ストレートなモーツァルトを聴くのも久々である。このCDのシリーズでは同コンビによるモーツァルトの40番と41番の演奏もあるようだから見つけ次第購入して是非聴いてみたい。

 サヴァリッシュの実直で誠実な指揮とチェコ・フィルの研ぎ澄まされたアンサンブルと明るくもスタイリッシュなサウンドがモーツァルトの作品に心の底から感じる「命の息吹」を吹き込んでいるのを感じる事が出来る演奏である。素晴らしいの一言である。

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